子宮内膜の変化について正しいのはどれか。
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正解は3番
解説
子宮内膜の周期的な変化は卵巣ホルモンの影響を受けて調節される。卵胞期(増殖期)の後に排卵が生じ、その後の黄体期に卵巣から黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されることで子宮内膜は分泌期へと移行する。したがって、分泌期が訪れる前には必ず排卵が起こっていることになる。
選択肢ごとの解説
- 1. 増殖期は卵胞から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)の作用によって子宮内膜が肥厚する時期である。黄体ホルモンは排卵後の分泌期に作用するため、この記述は誤り。
- 2. 排卵の直前には成熟卵胞から大量の卵胞ホルモンが分泌されてピークに達し、その急激な上昇が下垂体からの黄体形成ホルモン(LH)の大量放出(LHサージ)を引き起こすため誤り。
- 3. 正解。子宮内膜の周期的な変化は卵巣ホルモンの影響を受けて調節される。卵胞期(増殖期)の後に排卵が生じ、その後の黄体期に卵巣から黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されることで子宮内膜は分泌期へと移行する。したがって、分泌期が訪れる前には必ず排卵が起こっていることになる。
- 4. 月経期には受精が行われなかった場合に黄体が退縮し、ホルモンが急減することで子宮内膜のうち表面側の機能層が剥離して出血を伴いながら体外へ排出されるため誤り。
国試ポイント
増殖期(エストロゲン・卵胞期)と分泌期(プロゲステロン・黄体期)のホルモンと子宮内膜の状態の対応関係を問う問題が頻出。
覚え方
増殖=エストロゲン、分泌=プロゲステロン
対になる知識
女性の性周期における子宮内膜の増殖期は卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)の作用によって内膜が厚くなる時期である。これに続く分泌期は黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用により受精卵の着床に備えて腺が発達する時期である。
関連知識
女性の性周期は、卵巣における卵胞期・排卵・黄体期の変化と、子宮内膜における月経期・増殖期・分泌期の変化が精巧に連動して約1ヶ月の周期を形成している。ホルモンの変動が両者の変化を直接的にコントロールしている。