クッシング症候群の主な症状はどれか。
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正解は2番
解説
クッシング症候群は副腎皮質からのコルチゾールの過剰分泌によって引き起こされる。脂肪の異常沈着や代謝異常が生じ、顔面が丸くなる満月様顔貌(ムーンフェイス)、体幹部を中心に脂肪がつく中心性肥満、皮膚線条、高血圧などをきたす。
選択肢ごとの解説
- 1. 色素沈着はアジソン病(原発性副腎皮質機能低下症)で見られる特徴的な症状であり、ACTHやMSHの過剰分泌に起因する。
- 2. 正解。クッシング症候群は副腎皮質からのコルチゾールの過剰分泌によって引き起こされる。脂肪の異常沈着や代謝異常が生じ、顔面が丸くなる満月様顔貌(ムーンフェイス)、体幹部を中心に脂肪がつく中心性肥満、皮膚線条、高血圧などをきたす。
- 3. 低カリウム血症は原発性アルドステロン症などでアルドステロンが過剰分泌されることにより顕著に現れる電解質異常である。
- 4. 眼球突出はバセドウ病(甲状腺機能亢進症)の自己免疫的な機序によって見られる特徴的な症状である。
国試ポイント
副腎皮質ホルモンの過剰(クッシング症候群=満月様顔貌)と低下(アジソン病=色素沈着)の症状の違いを問う問題が非常に多い。
覚え方
クッシング(コルチゾール増多)=ムーン(満月様顔貌)
対になる知識
アジソン病は副腎皮質ホルモンの分泌低下により生じる疾患であり、皮膚や粘膜の色素沈着や低血圧を特徴とする。これに対し、クッシング症候群は副腎皮質ホルモンの過剰分泌により満月様顔貌や中心性肥満などを呈する。
関連知識
アジソン病では、低血糖、低血圧、倦怠感、体重減少なども見られる。クッシング病は下垂体腺腫によるACTH過剰分泌に起因するクッシング症候群である。バセドウ病は甲状腺機能亢進症の一つで、自己免疫疾患である。