血瘀や寒凝、熱邪の鬱滞を示す場合にみられる舌質の色はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は4番
解説
舌質の色において、紫(青紫舌)は血行障害である血瘀や、寒邪の凝滞による気血不和、あるいは熱邪の鬱滞によって気血が滞る場合にみられる特徴的な所見である。
選択肢ごとの解説
- 1. 紅舌は正常よりも赤みが強い舌であり、体内の熱証(実熱または虚熱)を示すものであり、血瘀や寒凝の紫とは区別される。
- 2. 淡白舌は色調が淡く白っぽいものであり、陽気虚や血虚(気血両虚)を示すものであり、血瘀や寒凝の紫舌とは異なる。
- 3. 淡紅舌は正常な状態の舌質の色であり、気血が調和していることを示すため、血瘀や寒凝の所見ではない。
- 4. 正解。舌質の色において、紫(青紫舌)は血行障害である血瘀や、寒邪の凝滞による気血不和、あるいは熱邪の鬱滞によって気血が滞る場合にみられる特徴的な所見である。
国試ポイント
舌診における舌質の色と病態の対応(紫舌=血瘀・寒凝・熱邪鬱滞)は国家試験で頻出の基礎知識である。
覚え方
紫舌 ⇄ 血瘀・寒凝・熱鬱
対になる知識
舌診において淡紅舌は正常な状態を示すのに対し、淡白舌は気血両虚や陽虚、紅舌は熱証や陰虚火旺を示し、紫舌は血瘀や寒凝血瘀、熱邪の鬱滞などによる血流障害を反映する対比関係にある。
関連知識
舌診は望診のなかでも極めて重要な項目であり、舌の筋肉の状態である舌質と、舌表面の苔の状態である舌苔を観察する。舌質の色調変化は、全身の気血の盛衰、寒熱の性質、および五臓六腑の陰陽偏衰を直接的に反映している。