アレルギー性鼻炎について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
アレルギー性鼻炎は、鼻粘膜に存在する肥満細胞上のIgE抗体にアレルゲンが結合することでヒスタミンなどの化学伝達物質が遊離し、知覚神経を刺激するため、鼻腔内の痒みは主要な症状の一つです。アレルギー反応による鼻粘膜の炎症が痒みとして認識されます。
選択肢ごとの解説
- 1. アレルギー性鼻炎患者は、アレルギーマーチと呼ばれるように、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎などの他のアレルギー疾患を合併する傾向が非常に高いです。 正しくは:喘息やアトピー性皮膚炎などの他のアレルギー疾患を随伴することが多い。
- 2. アレルギー性鼻炎の鼻汁は、ヒスタミンなどの化学伝達物質による血管透過性亢進が原因で、漿液性の成分が多い「水様性」であることが特徴です。粘液性鼻汁は感染症でよく見られます。 正しくは:水様性の鼻汁がみられる。
- 3. アレルギー性鼻炎による鼻閉は、両側の鼻粘膜の浮腫によって引き起こされることが多く、通常は「両側性」の鼻閉が主症状となります。片側性鼻閉は鼻中隔湾曲症や鼻腔腫瘍などで見られます。 正しくは:両側性鼻閉が主となる。
- 4. 正解。アレルギー性鼻炎は、鼻粘膜のアレルゲンへの曝露により肥満細胞から放出されるヒスタミンが知覚神経を刺激するため、鼻腔内の痒みは主要な症状の一つです。
国試ポイント
アレルギー性鼻炎の主要症状と病態生理を理解する。
混同注意
アレルギー性鼻炎の症状は風邪と混同されやすいが、痒みやくしゃみ、水様性鼻汁が特徴的であり、発熱は通常伴わない点で区別される。
次に同じ論点が出たら
アレルギー性鼻炎の診断において、問診で鼻腔内の痒み、くしゃみ、水様性鼻汁の有無を確認する。
覚え方
アレルギー性鼻炎の診断において、問診で鼻腔内の痒み、くしゃみ、水様性鼻汁の有無を確認する。
対になる知識
アレルギー性鼻炎の症状は風邪と混同されやすいが、痒みやくしゃみ、水様性鼻汁が特徴的であり、発熱は通常伴わない点で区別される。
関連知識
アレルギー性鼻炎の三大主症状は、くしゃみ、鼻汁(水様性)、鼻閉である。鼻腔内の痒みはこれらの症状と密接に関連している。