中性脂肪(トリグリセリド)の化学的構成として正しいものはどれか。
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正解は1番
解説
中性脂肪は、1分子のグリセロール(グリセリン)に3分子の脂肪酸がエステル結合した構造を持つ脂質である。体内の主要なエネルギー貯蔵形態として皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられる。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。中性脂肪は、1分子のグリセロール(グリセリン)に3分子の脂肪酸がエステル結合した構造を持つ脂質である。体内の主要なエネルギー貯蔵形態として皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられる。
- 2. これはタンパク質の構造の説明。本問の中性脂肪は、1分子のグリセロールと3分子の脂肪酸から構成される脂質である。
- 3. グルコースが多数グリコシド結合したものは多糖類(グリコーゲンやデンプンなど)である。
- 4. コレステロールと脂肪酸が結合したものはコレステロールエステルであり、中性脂肪ではない。
国試ポイント
三大栄養素の基本構造(中性脂肪、タンパク質、糖質など)の組み合わせを問う問題は基本中の基本である。
覚え方
「中性脂肪は、グリセロールに脂肪酸が『3つ(トリ)』」
対になる知識
中性脂肪はグリセロールに3分子の脂肪酸がエステル結合した構造をもつ。これに対して、リン脂質はグリセロールに2分子の脂肪酸とリン酸、さらに塩基が結合した構造であり、細胞膜の二重層を形成する重要な成分となる。
関連知識
脂質代謝において中性脂肪は脂肪組織に貯蔵され、エネルギー源として利用される。一方、ステロイド骨格を持つコレステロールは細胞膜の流動性維持のほか、副腎皮質ホルモンや性ホルモン、胆汁酸、ビタミンDの前駆体として重要な役割を果たす。