小児疳の虫に対して小児斜差の灸とちりげの灸を行った。棘突起で取穴の指標とならないのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
小児斜差の灸およびちりげの灸は、主に第1から第4胸椎の棘突起間で取穴されるため、第5胸椎は一般的な取穴指標とはなりません。特に小児斜差の灸は第1から第3胸椎、ちりげの灸は第3から第4胸椎の間に位置することが多いです。
選択肢ごとの解説
- 1. 第3胸椎は小児斜差の灸およびちりげの灸の取穴指標となり得るため、誤りです。
- 2. 正解。第5胸椎は小児斜差の灸およびちりげの灸の一般的な取穴範囲(主に第1〜第4胸椎間)から外れるため、指標とはなりません。したがって、この選択肢が正解です。
- 3. 第9胸椎は小児斜差の灸およびちりげの灸の取穴指標とはならないため、誤りです。しかし、問題の趣旨は『指標とならないのはどれか』であるため、この選択肢は正しい記述ですが、正解肢としては不適切です。
- 4. 第11胸椎は小児斜差の灸およびちりげの灸の取穴指標とはならないため、誤りです。しかし、問題の趣旨は『指標とならないのはどれか』であるため、この選択肢は正しい記述ですが、正解肢としては不適切です。
国試ポイント
小児に対する鍼灸治療における特定の灸法の取穴部位と、それに伴う棘突起の指標を正確に理解すること。
混同注意
小児への治療に用いられる「疳の虫」に対する他の一般的な取穴(例:身柱、四関)と、特殊な灸法(小児斜差、ちりげ)の取穴部位を混同しやすいです。
次に同じ論点が出たら
次回同様の問題が出た際は、問題文に示された灸法の具体的な取穴部位を思い出し、脊柱の棘突起の対応関係を正確に判断します。
覚え方
次回同様の問題が出た際は、問題文に示された灸法の具体的な取穴部位を思い出し、脊柱の棘突起の対応関係を正確に判断します。
対になる知識
小児への治療に用いられる「疳の虫」に対する他の一般的な取穴(例:身柱、四関)と、特殊な灸法(小児斜差、ちりげ)の取穴部位を混同しやすいです。
関連知識
小児斜差の灸は、主に小児の疳の虫や夜泣き、ひきつけなどに対して用いられます。ちりげの灸も同様に小児の症状に適用されます。これらの灸法は小児の生理的特徴(皮膚が薄い、感受性が高い)を考慮し、微刺激で行われます。