群発頭痛
疾患
はじめに
群発頭痛は、激しい頭痛発作と一側の自律神経症状を伴う特有の原発性頭痛です。国際頭痛分類における一次性頭痛の一つであり、薬物療法と並行して鍼灸施術が適応となります。
どんな病気か
群発頭痛は、20代から40代の男性に高頻度で発症する一次性頭痛です。国際頭痛分類では緊張型頭痛や片頭痛とならび一次性頭痛に分類され、特有の頭痛発作が生じる疾患です。
症状
激しい頭痛発作と同時に、一側の眼球結膜充血や流涙、鼻閉などの自律神経症状を伴うことが特徴です。強烈な痛みを伴う群発期には、アルコールの摂取や喫煙が発作を強力に誘発します。
治療と対応
薬物療法と並行して、痛みの緩和や自律神経機能の調整を目的とした鍼灸施術が適応となります。日常生活においては、発作を誘発するアルコールの摂取や喫煙を避ける生活指導が極めて重要です。
国家試験のポイント
国家試験では、片頭痛や緊張型頭痛といった他の一次性頭痛や、脳血管障害などの二次性頭痛との臨床的特徴の鑑別が問われます。また、一次性頭痛が鍼灸の適応となり、二次性頭痛が施術禁忌であることの区別も重要となります。
間違えやすいところ
生命に関わる危険がある脳血管障害や脳腫瘍、髄膜炎などの二次性頭痛はレッドフラグを持つ危険な疾患のサインであり、鍼灸施術が禁忌であることを見誤らないように注意する必要があります。