視床の外側膝状体で中継される感覚はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
視覚情報は網膜の神経節細胞から視神経、視交叉を経て、中枢神経系ではまず視床の外側膝状体に入力され、そこで中継されて後頭葉の視覚野へと投射されます。これは視覚伝導路の重要な中継地点です。
選択肢ごとの解説
- 1. 嗅覚は他の感覚と異なり、視床を中継せずに直接大脳皮質(嗅覚野)へ投射される感覚です。嗅球、嗅索を経て、梨状葉皮質や扁桃体などに投射されます。 正しくは:嗅覚は視床を中継しません。
- 2. 正解。視覚情報は、網膜から視神経、視交叉を経て、視床の外側膝状体で中継された後、後頭葉の一次視覚野へ伝達されます。外側膝状体は視覚伝導路の主要な中継核です。
- 3. 味覚情報は、味蕾から顔面神経、舌咽神経、迷走神経を経て脳幹の孤束核に入力され、その後視床の後内側腹側核(VPM核)で中継されます。外側膝状体とは関係がありません。 正しくは:味覚は視床の後内側腹側核(VPM核)で中継されます。
- 4. 聴覚情報は、蝸牛神経から脳幹の蝸牛神経核、上オリーブ核、外側毛帯核、下丘を経て、視床の内側膝状体で中継されます。外側膝状体とは中継部位が異なります。 正しくは:聴覚は視床の内側膝状体で中継されます。
国試ポイント
視床の各部位がどの感覚情報の中継点であるかを正確に覚えることが重要です。特に、外側膝状体が視覚、内側膝状体が聴覚に関与することを区別して記憶しましょう。
混同注意
視床の「外側膝状体」と「内側膝状体」は名前が似ており、それぞれ異なる感覚(視覚と聴覚)の中継点であるため混同しやすいです。外側が視覚、内側が聴覚と関連付けて覚えましょう。
次に同じ論点が出たら
今後同様の問題が出題された場合、感覚の種類とそれが中継される視床の具体的な部位(例:外側膝状体、内側膝状体、後腹側核など)との対応関係を問うていると判断し、それぞれの部位と対応する感覚を正確に想起して判断します。
覚え方
今後同様の問題が出題された場合、感覚の種類とそれが中継される視床の具体的な部位(例:外側膝状体、内側膝状体、後腹側核など)との対応関係を問うていると判断し、それぞれの部位と対応する感覚を正確に想起して判断します。
対になる知識
視床の「外側膝状体」と「内側膝状体」は名前が似ており、それぞれ異なる感覚(視覚と聴覚)の中継点であるため混同しやすいです。外側が視覚、内側が聴覚と関連付けて覚えましょう。
関連知識
視床は、嗅覚を除く全ての感覚情報が大脳皮質に到達する前の中継点となる重要な部位です。体性感覚は視床の後腹側核で、平衡感覚や小脳からの情報も視床の一部で中継されます。