病気の解説

二次性ネフローゼ症候群

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受診の目安

二次性ネフローゼ症候群では、食欲不振や体のだるさ、むくみ、腹痛、尿の泡立ちがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、腎臓内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

二次性ネフローゼ症候群は、他の病気が原因となって起きるネフローゼ症候群です。糖尿病や全身性エリテマトーデス、特定のウイルス感染、腎炎、薬剤(NSAIDs など)、アレルギー反応、遺伝性のケースなどが原因として挙げられます。二次性の原因はさまざまで、原因となる病気を治療することが関係します。

主な症状

初期の症状には、食欲不振や体のだるさ、むくみ、腹痛、尿の泡立ちがあります。体液は体の特定の部位に移動しやすく、夜にはまぶたのむくみが目立ち、日中は下半身のむくみが目立つことがあります。小児では血圧が低下することが多く、起立時に血圧が下がることもあります。ショックに至ることもあります。腹水や胸水が生じることもあります。

原因

二次性の原因としては、糖尿病・全身性エリテマトーデス・ウイルス感染・薬剤(NSAIDs など)・アレルギー反応・虫刺され・花粉・ウルシ科の植物・妊娠高血圧腎症・肥満・腎炎などが挙げられます。原発性糸球体疾患と組み合わさる場合もあります。

検査と診断

診断

診断は尿検査と血液検査を組み合わせて行います。尿中のタンパク質排泄量を評価するために、24時間の尿や尿中のタンパク質とクレアチニンの比などを用います。アルブミン低下や脂質の異常、尿中円柱などの所見を確認します。画像検査や腎生検が原因の特定に役立つことがあります。

治療

治療

治療は原因の治療を第一に考え、ACE阻害薬やARBなどの薬剤、利尿薬、抗凝固薬、スタチンなどが用いられることがあります。場合によってはコルチコステロイドなど免疫抑制薬が使われます。食事管理や生活習慣の調整も含まれます。原因が特定できれば、それに応じた治療が行われることがあります。

経過と生活

経過・予後

予後は原因や年齢、腎障害の程度によって異なります。治療可能な原因であれば症状が改善することもありますが、進行する場合もあります。HIV が原因の場合は進行が早いことがあります。小児では回復の可能性があるケースもあります。

腎臓内科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。