胸骨柄の上縁中央にあるくぼみはどれか。
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正解は2番
解説
頸切痕は胸骨柄の上縁中央にある明瞭なくぼみであり、体表からは頸静脈切痕(または頸静脈窩)として容易に触知できる。左右の鎖骨が胸骨と連結する胸鎖関節の間に位置し、解剖学および臨床における重要な体表ランドマークとなるため正しい。
選択肢ごとの解説
- 1. 剣状突起は胸骨体の下端に位置する軟骨性の突起であり、個人差や加齢による骨化がみられる。上縁中央のくぼみではない。
- 2. 正解。頸切痕は胸骨柄の上縁中央にある明瞭なくぼみであり、体表からは頸静脈切痕(または頸静脈窩)として容易に触知できる。左右の鎖骨が胸骨と連結する胸鎖関節の間に位置し、解剖学および臨床における重要な体表ランドマークとなるため正しい。
- 3. 胸骨角は胸骨柄と胸骨体の結合部であり、第2肋骨の結合位置を示す重要な解剖学的ランドマークである。上縁中央のくぼみではない。
- 4. 肋骨切痕は肋軟骨と関節を作るために胸骨の側縁に存在するくぼみであり、胸骨柄の上縁中央にあるくぼみではない。
国試ポイント
胸骨の各部位(胸骨柄、胸骨体、剣状突起、胸骨角、頸切痕)の正確な位置と名称の対応が問われる。
覚え方
頸(首)に近い胸骨の上縁=頸切痕
対になる知識
胸骨上縁の中央にあるくぼみは頸切痕であり、胸骨柄と胸骨体の継ぎ目で第2肋骨の結合する位置に出っ張る部位は胸骨角、胸骨の最下端に位置する軟骨性の突起は剣状突起である。これらは体表から触知できる胸部の主要な目印として対比して覚える必要がある。
関連知識
胸骨角の高さは第2肋軟骨の結合部にあたり、気管分岐部や心臓の上下縁の目安となる。また、頸切痕は気管や大動脈弓が近接する部位であり、頸部から胸部への移行部における重要な解剖学的指標として臨床上も頻繁に利用される。