病気の解説

内転型痙攣性発声障害

まず相談する診療科脳神経内科耳鼻咽喉科
この解説の項目6項目

受診の目安

内転型痙攣性発声障害が疑われる症状が強い・急に悪化する・長引くときは、早めに脳神経内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

内転型痙攣性発声障害は、声を出す際に声帯が過度に閉じてしまうことで、発声に困難を伴う疾患です。この病気は比較的まれですが、近年その認知度が高まり、診断されるケースが増えています。

主な症状

この疾患の主な症状には、声が詰まる、かすれる、震えるといったものがあります。これらの症状は、患者によって異なる場合がありますが、発声時に特に顕著に現れます。

原因

内転型痙攣性発声障害の具体的な原因は明らかではありませんが、声帯の動きに関連する神経の異常が関与していると考えられています。これにより、声帯が正常に開閉できず、発声に影響を及ぼします。

検査と診断

検査

内転型痙攣性発声障害の診断には、専門医による評価が必要です。声の状態や発声時の症状を観察し、必要に応じて追加の検査が行われることがあります。これにより、適切な治療方針が決定されます。

治療

治療

治療法としては、ボツリヌス毒素の注射が一時的な改善をもたらすことがありますが、その効果は数カ月で切れるため、定期的な注射が必要です。一方、甲状軟骨形成術Ⅱ型という手術は、声帯の過度な閉鎖を防ぐために声帯の付け根を広げるもので、長期的な効果が期待できます。この手術は2003年に初めて行われて以来、再発の報告はほとんどありません。

脳神経内科で扱うほかの病気

出典

参考: 内転型痙攣性発声障害の症状・診断・治療方法 声が詰まる・声が震える・かすれ声・絞り出す声 医療法人顕夢会京都耳鼻咽喉音聲手術医院(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。