病気の解説
斜頸
別名:斜頚
受診の目安
斜頸では、頭の動きが制限されたり、頭痛や頭の震え、首の痛みを感じることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、整形外科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
斜頸は首の筋肉や神経、骨などの問題で頭の向きが変わってしまう状態です。出生時に見られることもあり、原因はさまざまで、遺伝的な要因や胎児の位置、筋肉の損傷などが関係する場合があります。
主な症状
頭の動きが制限されたり、頭痛や頭の震え、首の痛みを感じることがあります。片方の肩がもう片方より高くなることや、首の筋肉の硬直・腫れが見られることもあります。出生時に症状がある場合もあります。
治療
治療
出生時に斜頸がある場合は、短縮した首の筋肉を伸ばすことが中心になります。受動的なストレッチや姿勢の工夫が多く使われ、3か月前後の開始でよい結果が得られることが多いとされます。原因が神経系や筋肉の損傷など別のものである場合は、原因に合わせた治療が行われることがあります。治療には物理療法、ストレッチ運動、首のブレース、薬の服用(例として筋肉の収縮を減らす薬)、ボツリヌス毒素の注射、トリガーポイント注射、場合によっては手術が含まれることがあります。脱臼した椎骨が原因の時には手術が検討されることがあります。
経過と生活
合併症
子どもでは扁平頭症や胸鎖乳突筋の動きの欠如による顔の変形が起こることがあります。大人では筋肉の肥大や神経根への圧迫による神経症状が見られることがあります。
予防
この状態を完全に予防する方法は分かっていませんが、早期の治療が悪化を防ぐ可能性があります。
経過・予後
乳児や子どもでは治療が比較的容易なことがあります。ただし治療が長引くと神経根への圧迫によるしびれや痛みが出ることがあるとされています。
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出典
参考: MedlinePlus: Torticollis(英語の信頼できる医療情報源を、意味を変えない検証済みの翻訳で再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。