病気の解説

関節内遊離体

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受診の目安

次のようなときは、整形外科を受診してください。

  • 膝や肘などを曲げ伸ばしするときに、引っかかる感じやずれる感じがある
  • 関節が急にある角度で固まって動かなくなり、動かそうとすると強く痛む
  • 関節の痛みでスポーツや日常生活に支障がある

日常生活への支障が少なければ手術をしない治療を行うこともありますが、支障がある場合は手術でかけらを取り除くなどの治療が検討されます。症状だけで病名は判断できません。

出典:日本整形外科学会「変形性肘関節症」、日本整形外科学会「離断性骨軟骨炎」

基本

概要

関節内遊離体とは、けがや病気で関節の軟骨やその下の骨の一部がはがれて、関節の中を動く骨や軟骨のかけらのことを指します。膝や肘などさまざまな関節に起こり得ます。動かすとひっかかりやズレを感じ、遊離したかけらが関節に挟まると痛みを生じることがあります。症状がある場合は手術で取り除く・整復固定することが多いですが、症状がない場合は経過をみることもあります。

主な症状

関節内遊離体は、骨軟骨片が完全に剥離して関節の中を動く場合と、軟骨にヒビが入っている状態のときの両方で、痛みや違和感が生じます。遊離体が荷重部にはさまると激痛が起きたり、関節が急に動かなくなること(ロッキング)もあります。

原因

遊離体が生じる原因として、離断性骨軟骨炎、滑膜骨軟骨腫症、変形性関節症、骨軟骨骨折などが挙げられます。

検査と診断

診断

診断にはX線(レントゲン)やCT、MRIなどの検査を用いて、欠損した関節軟骨や遊離した骨軟骨片の大きさ・数・性状・場所を詳しく確認します。

治療

治療

症状がない場合は経過観察となることもあります。骨軟骨片が完全に剥離して移動したり関節にはさまれたりしている場合には手術が選択されます。鏡視下手術(関節鏡視下手術)は、5mm前後の小さな切開から内視鏡を入れて行う負担の少ない手術です。小さな遊離体や軟骨欠損が小さい場合には鏡視下で摘出・整復固定を行い、粉砕して整復不能な場合には母床から骨軟骨柱を採取して移植することもあります。大きい遊離骨軟骨片や母床から離れている場合には、関節を開いて直視下で整復固定する場合があります。再生医療の技術を用いることもあると述べられています。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:日本整形外科学会 症状・病気をしらべる「変形性肘関節症」 / 日本整形外科学会 症状・病気をしらべる「離断性骨軟骨炎」(2026-10-13 確認)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。