病気の解説

HIV脳症

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緊急性の高い症状

発熱に加えて、意識がもうろうとする・けいれん・激しい頭痛や嘔吐・首が硬くて曲げられないなどがあるときは、ただちに救急(119)を要請してください。

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

HIV脳症では、認知機能の障害が現れやすく、記憶力の低下や物忘れ、注意力の低下、意欲の低下などがみられます。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、脳神経内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

HIV脳症は、エイズの原因ウイルスであるHIVが中枢神経に影響して起こる合併症のひとつです。認知機能の障害が主な特徴で、記憶力や集中力の低下などが見られます。神経症状が進むと回復が難しくなる場合があるため、早めの治療が大切です。感染を防ぐためには、不特定多数との性交渉を避けるなどの対策も重要です。

主な症状

HIV脳症では、認知機能の障害が現れやすく、記憶力の低下や物忘れ、注意力の低下、意欲の低下などがみられます。性格や行動も変化することがあり、場合によっては動作が緩慢になったりふらつきが出たりすることがあります。日常生活に支障が生じることもあります。

検査と診断

検査

診断には、神経学的評価や認知機能の検査(例としてHDS-Rやミニ・メンタルステート検査)を行います。 HIVウイルスの存在確認のための血液検査や髄液検査、免疫機能の評価、他の疾患との鑑別のための血液検査、脳の画像検査(CTやMRI)も実施されます。

治療

治療

HIV脳症の治療は、ウイルス量をコントロールすることを目的とした薬物療法を行います。複数の薬を組み合わせて治療することが多く、長期にわたる治療となるため副作用にも注意します。発症後は完全な機能回復が難しい場合もあるため、感染時からできるだけ早い段階で治療を開始することが重要とされます。環境調整や服薬サポート、転倒防止のための安全対策(部屋を明るくする、手すりの設置など)も併せて行われます。感染予防として、不特定多数の性交渉を避け、コンドームの使用などの対策が挙げられます。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。