病気の解説
コンパートメント症候群
別名:筋区画症候群
受診の目安
コンパートメント症候群の受診の目安は、内容を見直しているため、現在は表示を控えています。
気になる症状があるときは、自己判断せずに医療機関に相談してください。急に具合が悪くなったときや、命に関わると感じたときは、ためらわずに119番に連絡してください。
基本
概要
コンパートメント症候群は、筋肉や神経を囲む膜の中の圧力が高くなる状態です。最初は痛みが強くなり、けがをした部位を動かすと痛みが増すことがあります。鎮痛薬が効きにくいこともあります。悪化すると感覚が変わったり、手足がしびれて腫れや蒼白・冷感を伴うことがあります。感染リスクも高まるとされています。
主な症状
痛みが強くなり、けがをした部位を動かすと痛いことがあります。固定された部位の脈動が弱くなる、しびれや感覚の変化、腫れ、皮膚が蒼白で冷たく感じられることもあります。これらの症状が現れた場合は医師の診察を受けることが大切です。
検査と診断
診断
診断には医師の評価と、患部の圧力を測定する方法があります。脈拍の確認や圧力計を用いた測定が行われることがあり、必要に応じて長時間の圧力モニタリングが行われることもあります。
治療
治療
治療には、問題の腕や脚を拘束している副子やギプスを外すことから始め、状況に応じて筋膜切開術などの緊急処置が検討されます。組織が壊死している場合は切除や場合によって切断が必要になることがあります。血中カリウムの値を確認し、必要時には高カリウム血症や横紋筋融解症の対応を行います。圧が非常に高い場合には圧を下げるための手術が行われます。
経過と生活
経過・予後
組織の壊死が進むと切除や切断が検討される場合があります。圧迫が解放され、適切な治療が早期に行われれば救命・機能回復の可能性は高まると考えられます。
整形外科で扱うほかの病気
国家試験での出題
医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。