病気の解説

ヒストプラスマ症

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受診の目安

ヒストプラスマ症の症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、感染症内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

ヒストプラスマ症は、ヒストプラスマという真菌に感染して起こる病気です。免疫機能が健康な人では、症状が出ないことが多く、出てもごく軽症で済むことがあります。症状は病型によって異なります。

主な症状

症状は病型によって異なります。大半は無症状か軽度ですが、症状がある場合もあります。

検査と診断

診断

診断には、組織や体液の培養・観察、血液検査や尿検査、胸部X線検査や胸部CT検査が用いられます。サンプルとしては、喀痰・尿・血液を採取します。肺からのサンプル採取のために気管支鏡を使うことや、肝臓・骨髄・リンパ節の生検を行うこともあります。さらに、真菌の放出する抗原を血液・尿で調べたり、 DNAを特定する検査が行われることもあります。胸部の画像で肺感染の有無を確認します。

治療

治療

急性肺ヒストプラスマ症や健康な人で薬が必要になることはまれです。症状が続く、または免疫機能が低下した場合には内服のイトラコナゾール、場合によりポサコナゾールやイサブコナゾニウムを用います。重度の肺炎ではアムホテリシンBの静脈投与を行うことがあります。重度の播種性ヒストプラスマ症では、アムホテリシンBの静脈投与後にイトラコナゾールを経口投与します。進行性HIV感染症では、CD4陽性細胞数が一定以上になるまでイトラコナゾールを投与します。慢性空洞性ヒストプラスマ症では、イトラコナゾールで根絶を目指しますが、肺の破壊は治りません。治療は肺の障害を最小限にすることを目標とします。

経過と生活

経過・予後

急性原発性ヒストプラスマ症は多くの場合治療しなくても治ります。ただし、重症で広範な感染や進行した場合には命に関わることがあります。慢性空洞性ヒストプラスマ症は呼吸困難が悪化すると死に至ることがあります。進行性播種性ヒストプラスマ症は治療されないと多くのケースで命に関わることがあります。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。