病気の解説
ライム病
別名:Lyme病
受診の目安
マダニに咬まれたあと、または北海道などマダニの多い野山や流行地域に出かけたあとに次のような症状が出たときは、医療機関(皮膚科・内科・感染症内科など)を受診してください。
- 咬まれた場所を中心に、赤い発疹がじわじわと広がってくる
- 発熱、寒気、頭痛、だるさ、筋肉や関節の痛み、リンパ節の腫れがある
- しばらくたってから、顔の片側が動かしにくい、強い頭痛と首のこわばり、動悸や脈の乱れ、手足のしびれや痛み、膝などの関節の腫れが出てきた
マダニが皮膚に食いついたままのときは、つぶしたり口の部分を残したりしないよう注意が必要です。自分でうまく取れないときは医療機関で相談してください。受診時は、咬まれた時期や出かけた場所を伝えましょう。早く治療を始めるほど回復が期待できます。症状だけで病名は判断できません。
出典:CDC(米国疾病予防管理センター)、MedlinePlus(米国国立医学図書館)、国立健康危機管理研究機構
基本
概要
ライム病は、マダニに咬まれることで感染する病気です。感染すると、早期、早期播種期、晩期の3つの段階に分かれます。早期と晩期の間には、症状がない期間があることもあります。
主な症状
ライム病の症状は、感染の段階によって異なります。早期には、遊走性紅斑と呼ばれる特有の発疹が現れることがあります。感染が進むと、関節や神経に影響が出ることもあります。
検査と診断
診断
ライム病の診断は、血液検査や発疹の有無、感染の機会に基づいて行われます。血液中の抗体を測定することで、感染の有無を確認しますが、感染から数週間以内に検査を行った場合、抗体が見つからないこともあります。
治療
治療
ライム病は抗菌薬で治療されます。早期に治療を始めることで、合併症を予防できる可能性が高まります。ドキシサイクリンやアモキシシリンなどの抗菌薬が用いられ、病状に応じて治療期間が異なります。
経過と生活
予防
ライム病を予防するためには、マダニに咬まれないように注意が必要です。森や草むらを歩く際には、道から外れないようにし、長袖や長ズボンを着用することが推奨されます。また、防虫剤を使用することも効果的です。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:CDC Signs and Symptoms of Lyme Disease / MedlinePlus Lyme Disease / 国立健康危機管理研究機構 ライム病とは(2026-10-13 確認)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。