病気の解説

レム睡眠行動障害

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受診の目安

レム睡眠行動障害が気になる・症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、脳神経内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

レム睡眠行動障害は、睡眠中に夢を見ているときに体が動いてしまい、大きな声を出したり、怒鳴ったり、手足をばたつかせたりする病気です。通常はレム睡眠中に筋肉の動きが抑えられますが、この障害ではその抑制がうまくいかず、夢の内容に反応して現実の行動につながることがあります。本人だけでなく、隣で眠る人がけがをする可能性もあります。初老期から老年期に、パーキンソン病やレビー小体型認知症などの神経疾患の初発症状として現れることがあるため、早めの受診を検討します。

主な症状

レム睡眠中に大きな声を上げる、怒鳴る、手足をばたつかせるなどの行動が見られます。夢を見ているため、夢の内容に反応して体が動くのが特徴です。本人がけがをしたり、同じベッドに寝ている人が危険にさらされることがあります。眠りの一晩で何度も起こることがあり、目が覚めると夢の内容を話すことがあります。

病態

レム睡眠中には通常筋肉の動きが抑制され脱力状態になりますが、レム睡眠行動障害ではこの抑制が正常に働かず、夢の内容に合わせて体が動いてしまいます。

検査と診断

診断

診断には問診が重視され、眠っている間の行動や夢の内容の確認が役立ちます。確定診断には睡眠ポリグラフ検査という検査が必要です。睡眠段階の評価、呼吸、筋肉の動きなどをビデオ観察とともに行い、他の睡眠障害を除外します。経過の中でパーキンソン病やレビー小体型認知症が疑われる場合には、追加の画像検査が行われることがあります。

治療

治療

まずは安全のための対策として、寝室からけがを起こす可能性のある物を排除し、クッションを用意するなど環境を整えます。ストレスの軽減や過度の飲酒を控えるなど日常生活の工夫も大切です。症状が増悪する場合や睡眠に支障がある場合には薬物療法が検討されます。神経疾患の総合的な経過観察も行われ、必要に応じて追加検査を受けることがあります。

経過と生活

予防

日常生活のストレスを減らすこと、飲酒を控えることなど、増悪因子を減らす取り組みが案内されています。定期的な受診を続けることも重要です。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。