病気の解説
全身性強皮症
受診の目安
全身性強皮症では、指の先端が腫れたり、皮膚が硬くなることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、リウマチ・膠原病内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
全身性強皮症は、皮膚や内臓に影響を及ぼす自己免疫疾患です。この病気では、体の免疫システムが自分自身の組織を攻撃し、皮膚が硬くなったり、内臓に障害が生じたりします。
主な症状
全身性強皮症の初期症状には、指の先端が腫れたり、皮膚が硬くなることがあります。また、レイノー症候群と呼ばれる症状が現れることもあり、手の指が青白くなったり、しびれや痛みを感じることがあります。時には、胸やけや嚥下困難、息切れが最初の症状として現れることもあります。さらに、複数の関節の痛みや筋肉の炎症も見られることがあります。
検査と診断
診断
全身性強皮症の診断は、症状や医師の評価、抗体の検査に基づいて行われます。特に、レイノー症候群や皮膚の変化、内臓の異常が見られる場合に疑われます。診断には、血液検査で抗核抗体(ANA)の有無を確認することが含まれますが、臨床検査だけで特定することは難しいです。
治療
治療
全身性強皮症には根治的な治療法はなく、進行を止める薬もありませんが、症状を軽減するための治療が行われます。コルチコステロイドは、特定の合併症を引き起こす可能性があるため、使用を避けるべきです。
経過と生活
経過・予後
全身性強皮症の経過は個人によって異なり、急速に悪化することもあります。限局皮膚硬化型全身性強皮症の患者は比較的良好な予後を示すことが多いですが、びまん皮膚硬化型全身性強皮症の場合は、内臓に障害が及ぶことが多く、予後が悪くなることがあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。