病気の解説

大動脈瘤

別名:腹部大動脈瘤、解離性大動脈瘤

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関係する症状背中の痛み
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緊急性の高い症状

突然の激しい胸・腹・背中の痛み、冷や汗、失神があるときは破裂のおそれがあり、ただちに救急(119)を要請してください。

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

多くは無症状のため、指摘された方は定期的な経過観察が大切です。

基本

概要

大動脈瘤は、腹部大動脈や胸部大動脈などの動脈の壁がふくらむ状態です。動脈瘤が大きくなると破裂する危険があり、突然の出血や致死につながることがあります。腹部大動脈瘤は特に腹部の動脈の壁が弱くなって異常に拡張した状態として説明されます。診断には画像検査が用いられ、治療には薬物療法と手術の2つが挙げられます。

主な症状

動脈瘤は初期には自覚症状が少ないことが多く、かなり大きくなるまで痛みが出ないことがあります。腹部の痛みや不定の胃症状、腰痛、下肢への痛みの牽引感などのこともあります。破裂の前兆として突然の腹部の激しい痛みが生じ、破裂すると致死的となることがあります。定期的な経過観察が重要です。

原因

腹部大動脈瘤の多くは動脈硬化症に起因します。喫煙・糖尿病・高血圧などの生活習慣病が悪化要因とされ、これらに罹患している人は増加傾向があります。その他には先天性の要因や遺伝的因子、動脈炎なども報告されています。

病態

腹部大動脈瘤では動脈の壁が弱くなり、異常に拡張します。大きくなると破裂の危険性が高まります。

リスク因子

家族歴がある人や65歳から75歳の人、喫煙歴のある男性ではスクリーニングが推奨されることがあります。画像検査で発見されることが多く、症状がなくても見つかる場合があります。

検査と診断

診断

診断は触診だけでなく、腹部超音波検査やCT検査などの画像検査で行われます。CT検査は造影剤を用いることで大きさや形態を詳しく確認できます。被患者は全身の精査を行うことがあります。

治療

治療

治療の適応は大きさ・形態・症状によって決まり、腹部大動脈瘤では4〜5cm以上で治療を検討する施設が多いとされています。開腹手術のほか、腹部を傷つけずに行う血管内手術(ステントグラフト内挿術)も普及しています。

経過と生活

予防

喫煙は病状を進行させるとされており、腹部大動脈瘤が指摘された人は高血圧の管理を含め日常生活で気を付ける必要があります。

経過・予後

動脈瘤は大きくなることで破裂の危険性が高まるため、定期的な経過観察が重要です。

大動脈瘤と関係する症状

症状のページでは、同じ症状が出るほかの病気や受診の目安も確認できます。

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国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: Aortic Aneurysm(英語の信頼できる医療情報源を、意味を変えない検証済みの翻訳で再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。