病気の解説
急性弛緩性麻痺
受診の目安
急性弛緩性麻痺では、先行感染の後に手足や呼吸筋に筋緊張の低下や筋力の低下が見られます。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに感染症内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
急性弛緩性麻痺(AFP)は、ウイルスなどの病原体による感染が原因で、弛緩性の運動麻痺が起こる症状のことを指します。多くの場合、何らかの感染の後に手足や呼吸筋に急に筋力が低下することがあります。AFPには、ギラン・バレー症候群や急性灰白髄炎(ポリオ)、急性弛緩性脊髄炎などの疾患が含まれます。
主な症状
急性弛緩性麻痺では、先行感染の後に手足や呼吸筋に筋緊張の低下や筋力の低下が見られます。また、深部腱反射が減少したり消失したりすることや、筋萎縮が起こることもあります。
原因
急性弛緩性麻痺の原因となる病原体には、エンテロウイルス属のウイルスが含まれます。具体的には、ポリオウイルスや手足口病の原因となるエンテロウイルス A71、2015年に流行したエンテロウイルスD68などが知られています。また、感染症以外の原因も考えられます。
検査と診断
検査
急性弛緩性麻痺の診断は、主に臨床症状に基づいて行われます。ただし、一部の病原体については、分離や同定、遺伝子検出、血清学的検査を通じて診断することも可能です。
経過と生活
予防
急性弛緩性麻痺を引き起こす病原体に対しては、手洗いや咳エチケットなどの予防策が有効です。これにより、飛沫感染や接触感染を防ぐことができます。
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出典
参考: JIHS(旧NIID)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。