病気の解説

播種性血管内凝固症候群

別名:播種性血管内凝固、播種性血管内凝固症、汎発性血管内凝固症候群

まず相談する診療科血液内科
関係する症状出血が止まりにくい
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緊急性の高い症状

複数の部位からの出血・広がるあざ・意識がもうろうとするときは、ただちに救急(119)を要請してください。

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

重い病気の経過中に出血やあざが増えるときは、速やかに医療機関へ連絡してください。

基本

概要

播種性血管内凝固症候群(DIC)は、血液が異常に凝固し、出血や血栓が生じる病状です。急に発症することが多く、特に手術や出産後に出血が止まらなくなることがあります。がん患者では、DICがゆっくり進行することもあり、その場合は出血よりも血栓が問題になることが多いです。

主な症状

DICの症状には、出血や血栓が含まれます。急性の場合、出血が起こりやすく、静脈内注射をした場所や脳、消化管、皮膚、筋肉などに出血が見られることがあります。がん患者では、血栓ができることが多く、脚の静脈に血栓ができると腫れや痛みが生じることがありますが、症状が現れないこともあります。血栓が肺に達すると息切れが起こることもあります。

検査と診断

診断

DICの診断には血液検査が用いられます。血小板数の減少や血液凝固に時間がかかることが確認されることがあります。また、血漿中のDダイマーが異常に増加し、フィブリノーゲンの値が低下している場合にDICと診断されます。

治療

治療

DICの治療は、原因となる病気を特定し、その治療を行うことが重要です。急性のDICでは、出血を止めるために輸血が必要です。慢性かつ軽度のDICでは、血栓が問題になるため、ヘパリンを使用して凝固を遅らせることがあります。

播種性血管内凝固症候群と関係する症状

症状のページでは、同じ症状が出るほかの病気や受診の目安も確認できます。

血液内科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。