病気の解説
毒素性ショック症候群
緊急性の高い症状
高熱・全身の発疹・血圧低下・意識がもうろうとするときは、ただちに救急(119)を要請してください。
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
高熱・発疹・嘔吐下痢に加えて急に具合が悪くなるときは、速やかに受診してください。
基本
概要
毒素性ショック症候群は、主に食べ物に含まれる有害な細菌によって引き起こされるショック症状です。この病気は、特に体力が弱く、毒素に対する耐性が低い女性や子供、高齢者に多く見られます。症状が重い場合には、痙攣や意識混濁が現れることもあります。乳幼児や高齢者がこの症状を起こすと、脳性まひが残る可能性があり、重篤な場合には生命の危険も伴います。
主な症状
毒素性ショック症候群の主な症状には、急に39~40度の高熱が出て下がらないこと、筋肉痛や低血圧、嘔吐、水様性下痢、粘膜炎、肝障害などがあります。また、皮膚には日焼けのような紅斑が現れ、皮膚がむけ落ちることもあります。さらに、少なくとも他の二箇所の臓器に病変が見られることが特徴です。
原因
毒素性ショック症候群の原因は、ブドウ球菌や連鎖球菌などの細菌が生成する毒素によるものです。これらの細菌が体内に感染すると、毒素が生成され、体に強いショックを引き起こします。具体的なメカニズムはまだ解明されていませんが、個人の免疫力や体質の違いが影響していると考えられています。
検査と診断
検査
毒素性ショック症候群の診断は、主に問診や症状の観察によって行われます。低血圧が見られる場合は、血圧の測定も行います。原因を特定するために血液検査を行い、白血球数の増加や血小板の減少などの炎症反応を確認します。また、肝臓や腎臓の機能を調べるための電解質検査や尿検査も行われます。
治療
治療
毒素性ショック症候群の治療には、感染部位に溜まった膿を排出し、抗生物質を投与することが重要です。抗生物質は、黄色ブドウ球菌による嘔吐、高熱、低血圧の症状を緩和するのに役立ちます。ショック症状が重い場合には、抗ヒスタミン剤を投与することで意識を回復させることが可能です。また、出血が多い場合には輸血が必要になることもあります。
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出典
参考: 毒素性ショック症候群(ドクソセイショックショウコウグン)について 【病院検索ホスピタ】(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。