病気の解説

疲労骨折

別名:脛骨疲労骨折

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受診の目安

疲労骨折では、長時間または強い運動の後に前足部の痛みが出ます。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに整形外科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

疲労骨折は、長時間または強い運動の後に痛みが現れることが多い病気です。前足部の痛みは運動をやめるとすぐにおさまることもありますが、次第に運動時の痛みが早くなり、重症化すると運動を続けられなくなることがあります。体重をかけたときに鼠径部や大腿部の深くに痛みが持続することもあります。痛みの再現は、局所を押さえると出ることがあります。必要に応じて専門医の診察が推奨されます。

主な症状

疲労骨折の初期には、長時間または強い運動の後に前足部の痛みが出ます。運動をやめると痛みはすぐに落ち着くことが多いですが、時間がたつにつれて痛みが運動時に現れやすくなり、痛みが持続する場合もあります。局所を圧迫したり足を握ると痛みが再現することがあります。体重をかけたときに深部の痛みが生じることもあり、場合によっては近位の股関節周りの痛みも伴うことがあります。

検査と診断

診断

疲労骨折の診断にはX線や骨シンチグラフィーが使われます。標準的なX線は推奨されますが、損傷後2~3週間を経て仮骨が形成されるまで画像には異常が見られないことがあります。早期診断が必要な場合には骨シンチグラフィーやMRIが用いられることがあります。近位の大腿骨や骨盤の疲労骨折の女性では未診断の骨粗鬆症の可能性を考慮し、追加検査(例:二重エネルギーX線吸収法)が必要となることがあります。

治療

治療

治療としては、体重がかかる活動を控えることが基本になります。患側の足に体重がかからないようにする方法(中足骨疲労骨折の場合)や、松葉杖の使用が挙げられます。時にはギプス固定を用いることもありますが、筋力の低下を防ぐためには木製靴や市販のサポートシューズ・ブーツの方が適しているとされることがあります。部位を問わず、治癒にはおよそ6~12週かかることがあるとされています。

整形外科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSDマニュアルプロフェッショナル版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。