病気の解説
百日咳(こども)
緊急性の高い症状
- 呼吸が止まる・とぎれる、顔色や唇が青くなる、息をするのが苦しそうなときは、すぐに医療機関を受診してください。
出典:CDC: Whooping Cough Symptoms、MedlinePlus: Whooping Cough
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
- 激しいせきの発作が続く、せきのあとに息を吸うとき「ヒュー」と音がする、せき込んで吐くといったときは、小児科を受診してください。周りで百日咳がはやっているときや、気になることがあるときも相談しましょう。
- 治療(抗菌薬)は早く始めるほど効果的で、周りへの感染を減らすことにもつながるとされています。
- 赤ちゃん(とくに1歳未満)は重症になりやすく、せきがほとんど出ないこともあります。かぜのような症状に見えることもあります。
症状だけで病名を見分けることはできません。気になる症状があれば自己判断せず、医療機関で診察を受けてください。
出典:CDC: Whooping Cough Symptoms、MedlinePlus: Whooping Cough
基本
概要
百日咳(ひゃくにちけ)は、咳の発作を引き起こす呼吸器の感染症です。特に重症の場合、咳が激しくなり、時には嘔吐を伴うこともあります。この病気の名前は、咳の後に息を吸うときに出る「フー」という音に由来しています。
主な症状
百日咳の症状は、通常風邪のような症状から始まります。これらの症状は1週間から2週間続くことがあり、咳がひどくなることがあります。咳が続くと、特に夜間に激しくなることが多いです。
原因
百日咳は、ボルデテラ・ペルテッシスという細菌によって引き起こされます。この細菌は人から人へと感染し、咳やくしゃみ、近くでの呼吸によって広がります。また、感染した表面に触れた後に鼻や口に触れることでも感染することがあります。
リスク因子
百日咳は非常に感染力が強く、誰にでも影響を与える可能性がありますが、特にワクチンをまだ接種していない赤ちゃんにとっては深刻な病気です。1歳未満の赤ちゃんの約半数は、入院治療が必要になることがあります。
治療
治療
百日咳にかかると、咳が始まった後約2週間は感染力があります。抗生物質を服用することで、感染力の期間を短縮できる場合があります。
呼吸器内科で扱うほかの病気
出典
参考: Whooping Cough(英語の信頼できる医療情報源を、意味を変えない検証済みの翻訳で再構成)
受診の目安の出典:CDC: Whooping Cough Symptoms / MedlinePlus: Whooping Cough(2026-10-13 確認)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。