病気の解説

腸結核

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受診の目安

腸結核では、腹痛や発熱、下痢、下血、食欲低下、体重減少といった症状が見られることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、感染症内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

腸結核は、結核菌が腸に感染して起こる感染症です。原発性と続発性があり、近年は原発性が半数以上と報告されています。感染経路には、痰を飲み込む、血液やリンパ液を介して腸に届く、隣接する臓器から直接感染するといったさまざまな経路があります。免疫力が低下すると発症しやすくなることがあります。

主な症状

腹痛や発熱、下痢、下血、食欲低下、体重減少といった症状が見られることがあります。無症状の場合もあり、腸に狭窄があると嘔吐や便秘など腸閉塞の症状が出ることもあります。

検査と診断

検査

診断には血液検査や喀痰検査、胸部X線、便培養が使われますが陽性になりやすいとは限りません。補助検査としてツベルクリン反応やIGRA検査も用いられます。確定診断には病巣部の結核菌の証拠が必要で、内視鏡検査で病変を確認・組織を採取することが重要です。結核菌の遺伝子を増幅するPCR法も行われます。

治療

治療

肺結核と同様に、抗結核薬を3~4剤併用して半年以上の治療が必要とされます。

経過と生活

予防

予防接種(BCGワクチン)は有効で、日本では1歳までに接種されています。効果は10~15年程度とされています。感染後は免疫力の低下時に再燃の可能性があるため、過度のストレスや栄養不足、睡眠不足を避けることが大切です。抗TNF-α抗体製剤を使う治療を受ける場合は、結核の感染歴を確認し、必要に応じて予防内服を行うことがあります。

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出典

参考: 済生会 症状別病気解説(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。