病気の解説
膀胱損傷
受診の目安
膀胱損傷の受診の目安は、内容を見直しているため、現在は表示を控えています。
気になる症状があるときは、自己判断せずに医療機関に相談してください。急に具合が悪くなったときや、命に関わると感じたときは、ためらわずに119番に連絡してください。
基本
概要
膀胱は骨盤の中にある臓器で、腎臓で作られた尿をいったん集めてためておく役割があります。外部の力に強いとされますが、小児では骨盤の発達が未熟なため損傷を受けやすいことがあります。尿が多く貯まっている状態のときに損傷しやすいとも言われています。
主な症状
主な症状として血尿や下腹部痛、尿が出にくい状態などが挙げられます。放射線治療後の方や精神疾患のある方では、軽い外力でも膀胱が破裂するおそれがあり、いつ外力を受けたかや状況がはっきりしないことがあるため診断が難しいことがあります。そのような場合には腹膜炎を伴う発熱や腹痛が見られることがあります。
原因
膀胱損傷には医原性と外傷性の2つの主な原因があります。医原性は外科的な手術中に起こることがあり、産婦人科・泌尿器科などの骨盤内手術や経尿道的膀胱腫瘍切除術に伴う損傷が含まれます。外傷性は、膀胱が尿で満たされている状態で強い力が下腹部に加わることや、骨盤骨折と関連して起こることがあります。放射線治療後に膀胱がもろくなる場合や、統合失調症などの薬の副作用で尿が出にくく膀胱が膨張した状態が続く場合にも膀胱損傷の危険性があると説明されています。
検査と診断
検査
膀胱造影検査を行います。尿道カテーテルを挿入して造影剤を膀胱内に注入し、レントゲンをリアルタイムで撮影します。膀胱損傷がなければ造影剤は膀胱内にとどまりますが、損傷があると膀胱の外へ漏れる様子が見えます。最近では尿道カテーテル留置後、膀胱内に造影剤を注入してCTを撮る方法もあります。尿が腹腔内へ漏れ腹水があれば、腹腔穿刺で腹水を検査し、尿と同じ成分が検出されれば膀胱損傷の診断につながります。
治療
治療
膀胱損傷は腹膜の内側(腹腔内)か腹膜の外側(腹腔外)かで治療方針が大きく異なります。腹腔内損傷か腹腔外損傷かの区別は治療方針に影響します。
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出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。