病気の解説

軟骨芽細胞腫

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受診の目安

軟骨芽細胞腫では、局所の痛みや腫れを起こすことが多く、骨端部に発生するため関節軟骨の破壊を伴うと関節液が増えることもある。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、整形外科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

軟骨芽細胞腫は、小児の長管骨の成長軟骨がある部分に好発する良性の腫瘍です。組織学的には軟骨様の細胞と特定の多核細胞が密集しており、石灰化のある小さな巣が見られることがあります。罹患は10代が多く、男女で差はあるとされています。好発部位は大腿骨・脛骨・上腕骨の骨端部ですが、他の部位にも起こり得ます。治療は原則として手術で、掻爬と骨の移植を組み合わせることが多いです。予後は再発が少ないとされますが、肺転移をまれに認めることがあります。

主な症状

局所の痛みや腫れを起こすことが多く、骨端部に発生するため関節軟骨の破壊を伴うと関節液が増えることもあるとされます。血液検査で特別な異常は見られません。

検査と診断

診断

診断の手がかりとして、血液検査は特に異常がなく、X線では長管骨の骨端部に辺縁の硬化を伴う円形の透亮像が見えることがあります。石灰化は約25%の症例で認められます。MRIではT1が低信号、T2が不均一に高信号となり、周囲の骨髄や軟部組織の浮腫が見られることがあります。

治療

治療

治療は基本的に手術です。掻爬のほか、人工骨や自家骨の移植が行われることが多いです。骨端線が閉鎖する前の小児では成長軟骨を傷つけないように注意します。病変が小さく無症状の場合は経過観察とすることもあるとされています。

経過と生活

経過・予後

掻爬による治療を受けても再発の頻度は少ないとされています。良性腫瘍ですが、極めてまれに肺転移を来すことがあるものの、その場合でも致死的とはならないと記されています。成人期以降には除去部位に応じた運動機能障害に留意が必要です。

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出典

参考: 軟骨芽細胞腫 概要 - 小児慢性特定疾病情報センター(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。