病気の解説
風疹
受診の目安
風疹では、発疹と似ていますが、赤みが強くなく、長くつながって大きな赤い斑点になることはあまりありません。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、小児科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
風疹は、主に子どもと大人で症状が少し異なる感染症です。多くは軽症で、感染後およそ14~21日で発症します。発疹は顔や首から広がり、体幹や手足へ広がることがあります。発疹は通常3日ほど続き、発疹のほかに首や後頭部のリンパ節腫れ、喉の痛み、軽い発熱、全身の不快感などが現れる場合もあります。小児では中耳炎や血小板の減少などのこともあります。脳炎などの合併症は非常にまれです。
主な症状
風疹の発疹は麻疹の発疹と似ていますが、赤みが強くなく、長くつながって大きな赤い斑点になることはあまりありません。発疹は顔と首から始まり、すぐに体のほうへ広がります。発疹が出ると肌が少し赤くなることがあります。口の天井の奥や喉には痛みのない赤い斑点が見られることがあります。
検査と診断
診断
診断は医師の評価や、必要に応じて風疹に対する抗体の血中濃度を測定する検査、のどや鼻、尿のサンプルを検査して確定します。妊婦さんや脳炎が疑われる場合は特に確定診断が重要です。出生前には胎児の診断として羊水や胎児の血液の検査が行われることがあります。
治療
治療
風疹そのものを治す特別な治療法はありません。発熱や痛みを和らげるためには解熱鎮痛薬としてアセトアミノフェンやイブプロフェンが使われることがあります。大半の人は特別な治療を受けなくても回復します。脳炎が起きた場合には、特別な治療がなく経過を見守る形になります。
経過と生活
予防
風疹の予防にはMMRワクチンが用いられます。麻疹・ムンプス・風疹の混合ワクチンで、生きたウイルスを弱毒化したものを使います。MMRワクチンは小児期の定期予防接種に組み込まれており、2回の接種が推奨されています。1回目は生後12~15か月の間、2回目は4歳~6歳頃の間が多いですが、状況により時期は異なることがあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。