病気の解説
高血圧網膜症
受診の目安
高血圧網膜症では、人によって異なり、視力低下やゆがみを感じることもあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、循環器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
高血圧性網膜症は、高血圧が原因で目の奥の網膜の血管に異常が生じる病気です。網膜の血管が狭くなったり破れたり詰まったりすることで、視力が低下することがあります。急性の変化と慢性的な状態の両方があり、続く高血圧は体のほかの大事な血管にも影響を及ぼすことがあります。
主な症状
症状は人によって異なり、視力低下やゆがみを感じることもあります。急に症状が出ることもあれば、長い時間をかけて現れることもあります。症状が現れた場合は眼科を受診しましょう。
原因
原因は高血圧です。日本人では食塩の摂りすぎや肥満、飲酒、運動不足などがリスク要因として挙げられます。喫煙や高血糖、脂質異常症も関係することがあります。
病態
高血圧が続くと目の網膜の血管に影響が出て、細動脈の狭窄や壁の肥厚、漏れなどが起こることがあります。これが視力に影響を及ぼすことがあります。
リスク因子
リスク要因として、高血圧の持続、塩分の多い食事、肥満、飲酒、運動不足、喫煙、心血管疾患の既往、高血糖、脂質異常症などが挙げられます。
検査と診断
検査
視力検査で視力を測定します。細隙灯顕微鏡検査で眼の組織を観察し、眼底検査で網膜の状態を詳しく見ることがあります。OCTや超広角眼底カメラ、蛍光眼底造影検査なども検討されることがあります。血液検査では糖や脂質の状態を調べます。
診断
診断には高血圧の有無を確認し、視力や眼底の所見を総合して判断します。網膜の血管の状態を詳しく見る検査を行うことがあります。
鑑別
視力の低下やゆがみはほかの目の病気でもみられるため、他の眼疾患との鑑別が必要です。網膜の血管の状態を詳しく見る検査を通じて判断します。
治療
治療
治療の基本は血圧を適切に下げることです。降圧薬としてACE阻害薬、カルシウム拮抗薬、利尿薬などが用いられることがあります。緊急性がある場合には注射薬で血圧を管理することもあります。治療は内科の主治医と相談します。
使われる薬
降圧薬としてACE阻害薬、カルシウム拮抗薬、利尿薬が挙げられます。必要に応じて注射薬が用いられることがあります。
手術・処置
眼底検査(散瞳を含む)や網膜の状態を詳しく見る検査(OCT、蛍光眼底造影検査など)が行われます。
経過と生活
合併症
高血圧性網膜症は視神経乳頭浮腫や網膜の血流異常を生じることがあります。視力の低下が生じることがあり、他の臓器の血管障害とも関連します。
生活上の注意
食塩の摂取量に気をつけることや、適度な運動、飲酒の控えめなど、生活習慣の改善が高血圧の管理につながります。
予防
高血圧を適切に管理することが重要です。定期的な血圧の測定と内科・眼科の受診を続け、体の血流を守ることを心がけます。
経過・予後
高血圧の状態が続くと網膜や他の血管にも影響を与える可能性があります。適切な管理が重要です。
経過・予後
高血圧性網膜症を適切に管理することで、目の合併症の発生を抑えることが期待されます。
その他
初期症状
高血圧性網膜症は症状が出にくいことが多いとされています。視力の測定や検査で現在の目の影響の程度を把握します。
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出典
参考: 「高血圧性網膜症」を発症した人に起こる症状をご存じですか?【医師監修】 | メディカルドック(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。