我が国の国民医療費の現状について正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
国民医療費は増加傾向にあり、2020年度には44兆円を超え、国民一人あたりの医療費は年間約35万円となっています。この35万円という数値は30万円を超えているため、選択肢4は正しい記述となります。
選択肢ごとの解説
- 1. 対国民所得比は10%前後で推移しており、15%を超えるという記述は誤りです。例えば、2020年度は約10.2%です。 正しくは:対国民所得比は10%前後である。
- 2. 国民医療費は2020年度で約44兆円であり、50兆円は超えていません。ただし、毎年増加傾向にあるため、近い将来50兆円を超える可能性があります。 正しくは:国民医療費は40兆円台である。
- 3. 国民医療費の財源構成において、患者負担の割合は約1割程度であり、30%を超えるという記述は誤りです。多くは保険料と公費で賄われています。 正しくは:財源は患者負担が約1割である。
- 4. 正解。2020年度の国民一人あたりの医療費は約35万円であり、30万円を超えているため、この記述は正しいです。
国試ポイント
国民医療費の総額、対国民所得比、財源構成、国民一人あたり医療費といった主要な統計データを覚えることが重要です。特に近年は総額が50兆円に近づいていること、高齢化に伴い医療費が増加している背景を理解する。
混同注意
国民医療費と介護費、国民医療費の総額と対国民所得比の数値。それぞれが示す意味合いと最新の数値を混同しないように注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
国民医療費の最新の正確な統計データ(総額、対国民所得比、財源割合、国民一人あたり医療費)が問われた場合、その時点での最新情報に基づいて判断する。特に「〜を超える」といった表現に注意し、具体的な数値を把握しているかを確認する。
覚え方
国民医療費の最新の正確な統計データ(総額、対国民所得比、財源割合、国民一人あたり医療費)が問われた場合、その時点での最新情報に基づいて判断する。特に「〜を超える」といった表現に注意し、具体的な数値を把握しているかを確認する。
対になる知識
国民医療費と介護費、国民医療費の総額と対国民所得比の数値。それぞれが示す意味合いと最新の数値を混同しないように注意が必要です。
関連知識
国民医療費の内訳(入院、外来、調剤など)、主な財源構成(保険料、公費、患者負担)、年齢階級別の医療費(高齢者の医療費が高いこと)、国民所得やGDPとの関係性。