難病を抱える人々への公費による医療助成制度が担うべき重要な役割として正しいのはどれか。
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正解は4番
解説
難病医療費助成制度および難病対策において、医療費の経済的負担軽減と並んで重要な役割となるのが、適切な医療提供の枠組みや相談支援等の患者支援体制の確立である。これにより、療養生活全体の質的向上を図る。
選択肢ごとの解説
- 1. 難病の研究促進や治療法開発は医学研究の目的であり、助成制度そのものの直接的な役割の核心ではない。
- 2. 医療従事者の強制配置といった権力的な施策は、我が国の医療法制および難病医療費助成制度の目的に含まれない。
- 3. 代替医療の全面的な義務化は難病医療費助成制度の趣旨および対象に含まれない。そもそも公費助成制度は有効性や安全性が確立された標準的医療の経済的負担軽減を目的としており、特定の医療行為を強制するものではないため誤り。
- 4. 正解。難病医療費助成制度および難病対策において、医療費の経済的負担軽減と並んで重要な役割となるのが、適切な医療提供の枠組みや相談支援等の患者支援体制の確立である。これにより、療養生活全体の質的向上を図る。
国試ポイント
難病医療費助成制度が持つ「医療費の自己負担軽減」および「患者支援体制・相談支援の確立」という意義を問う。
覚え方
難病対策は「助成」と「支援体制」の両輪
対になる知識
難病の患者に対する医療等に関する法律に基づく難病医療費助成の目的は、患者の経済的負担の軽減と患者支援体制の確立である。これに対し、医療費助成の対象となる個別の指定難病を決定するのは厚生労働大臣の権限とされている。
関連知識
難病法に基づき、患者の療養生活を社会全体で支える仕組みが構築されている。指定難病患者に対しては、医療費の自己負担分に対する公費助成が行われるほか、専門的な医療機関の整備や相談支援体制の充実など、総合的な支援が実施される。