常染色体劣性(潜性)遺伝病で、両親ともに健常な保因者の場合、患児が出生する確率はどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
常染色体劣性遺伝病において、両親ともに健常な保因者(AaとAa)である場合、それぞれの親から劣性遺伝子(a)を受け継ぐ確率は1/2です。したがって、両方から劣性遺伝子を受け継ぎ、患児(aa)となる確率は(1/2)×(1/2) = 1/4となります。
選択肢ごとの解説
- 1. 両親が保因者の場合、患児が出生する確率は1/4であり、2/1ではないため誤り。 正しくは:1/4
- 2. 正解。両親がヘテロ接合体(Aa)の保因者である場合、生まれてくる子はAA:Aa:aaが1:2:1の比率となるため、劣性ホモ接合体(aa)の患児が出生する確率は1/4となる。設問の41は1/4を示唆しており正答。
- 3. 両親が保因者の場合、患児が出生する確率は1/4であり、1/8ではないため誤り。 正しくは:1/4
- 4. 両親が保因者の場合、患児が出生する確率は1/4であり、1/16ではないため誤り。 正しくは:1/4
国試ポイント
常染色体劣性遺伝形式における遺伝確率の計算方法を理解し、保因者からの患児出生確率を正確に算出できること。
混同注意
常染色体優性遺伝病における罹患確率や、伴性劣性遺伝病における性差のある罹患確率との混同。劣性遺伝病の保因者と患者の違い。
次に同じ論点が出たら
遺伝形式(優性か劣性か、常染色体か性染色体か)と、両親の遺伝子型(健常、保因者、患者)を正確に把握し、メンデルの法則に基づいて確率を計算する。
覚え方
遺伝形式(優性か劣性か、常染色体か性染色体か)と、両親の遺伝子型(健常、保因者、患者)を正確に把握し、メンデルの法則に基づいて確率を計算する。
対になる知識
常染色体優性遺伝病における罹患確率や、伴性劣性遺伝病における性差のある罹患確率との混同。劣性遺伝病の保因者と患者の違い。
関連知識
遺伝形式(常染色体優性遺伝、常染色体劣性遺伝、X連鎖優性遺伝、X連鎖劣性遺伝、ミトコンドリア遺伝)ごとの遺伝様式と確率、および家系図の読み解き方。