刺鍼刺激によって活性化され、特にひびき感覚の発生に関与すると考えられている受容器はどれか。
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正解は1番
解説
ポリモーダル受容器は、機械的刺激、熱刺激、化学的刺激のいずれにも反応する多モダリティ性の受容器であり、皮膚や深部組織に広く分布する。刺鍼刺激によって活性化され、鍼治療特有の「ひびき(酸麻重脹感)」感覚の発生に深く関与していると考えられている。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。ポリモーダル受容器は、機械的刺激、熱刺激、化学的刺激のいずれにも反応する多モダリティ性の受容器であり、皮膚や深部組織に広く分布する。刺鍼刺激によって活性化され、鍼治療特有の「ひびき(酸麻重脹感)」感覚の発生に深く関与していると考えられている。
- 2. ルフィニ小体は、皮膚の持続的な伸展を受容する緩順応性の受容器であり、ひびき感覚の発生源ではない。
- 3. 自由神経終末は痛みや温度覚などを受容するが、刺鍼による特有の「ひびき」を伝える中心的な役割は、高閾値機械受容器やポリモーダル受容器が担う。
- 4. マイスナー小体は、触覚や軽い圧覚を受容する急順応性のカプセルに包まれた小体であり、ひびき感覚には関与しない。
国試ポイント
ポリモーダル受容器が刺鍼刺激を受容し、「ひびき」感覚を引き起こすというメカニズムは国家試験で頻出である。
覚え方
ポリ(マルチな)刺激に反応=ポリモーダル受容器は多彩な刺激(機械・熱・化学)に応答する。
対になる知識
高閾値機械受容器は強い機械的侵害刺激を受容し鋭い痛みを伝える。これに対し、ポリモーダル受容器は機械刺激、温熱刺激、化学物質など多様な刺激を受容し、鈍い痛みや不快感を伝える。
関連知識
鍼刺激による「ひびき」感覚は、主として皮膚や筋膜、骨膜などに存在する細いAδ線維やC線維の末端が刺激されることで生じる。自由神経終末は全身の広範な組織に分布し、侵害受容の主要な担い手となる。