疾患と粘膜皮膚病変の組合せで正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
麻疹は麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症で、発疹出現の2〜3日前に頬粘膜にコプリック斑という白色小斑点が出現します。これは麻疹の特異的な前駆症状であり、診断に非常に有用です。
選択肢ごとの解説
- 1. 全身性エリテマトーデス(SLE)の皮膚症状には、蝶形紅斑、円板状紅斑、光線過敏症などがありますが、ヘリオトロープ疹は皮膚筋炎に特徴的な眼瞼の浮腫性紅斑です。 正しくは:全身性エリテマトーデス蝶形紅斑
- 2. 肝硬変では、手掌紅斑やクモ状血管腫(蝶形血管腫)が見られますが、蝶形紅斑は全身性エリテマトーデス(SLE)に特徴的な顔面の紅斑です。 正しくは:肝硬変クモ状血管腫
- 3. 正解。麻疹に特異的な前駆症状として、発疹出現前に口腔粘膜にコプリック斑(白色小斑点)が認められます。
- 4. 皮膚筋炎に特徴的な皮疹はヘリオトロープ疹(眼瞼の紫紅色浮腫性紅斑)やゴットロン徴候(手指関節背面の紅斑)であり、バラ疹は梅毒や風疹などで見られる淡い紅斑です。 正しくは:皮膚筋炎ヘリオトロープ疹
国試ポイント
特定の疾患に特徴的な粘膜・皮膚病変を正確に結びつけて覚えることが重要です。
混同注意
各疾患の特異的な皮疹や粘膜病変は混同しやすく、それぞれの疾患の診断に直結するため、鑑別点を明確に理解する必要があります。
次に同じ論点が出たら
疾患名と代表的な粘膜皮膚病変の組合せ問題が出た場合、各選択肢の疾患に特異的な病変かどうかをまず確認し、鑑別疾患との混同がないかを判断します。
覚え方
疾患名と代表的な粘膜皮膚病変の組合せ問題が出た場合、各選択肢の疾患に特異的な病変かどうかをまず確認し、鑑別疾患との混同がないかを判断します。
対になる知識
各疾患の特異的な皮疹や粘膜病変は混同しやすく、それぞれの疾患の診断に直結するため、鑑別点を明確に理解する必要があります。
関連知識
麻疹は空気感染するウイルス性疾患であり、発熱、咳、鼻汁、結膜炎などのカタル症状に続いて発疹が出現します。コプリック斑は麻疹の早期診断に役立ち、伝染予防の観点からも重要です。