健常な安静時における動脈血酸素飽和度(SpO2)の標準的な数値として正しいのはどれか。
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正解は4番
解説
健常な安静時の動脈血酸素飽和度(SpO2またはSaO2)は、通常95%以上が正常値とされ、標準的には約97%の値を示す。したがって約97%が正しい。
選択肢ごとの解説
- 1. 約50%は生命の危険がある極度の低酸素状態であり、通常の動脈血ではありえない数値である。
- 2. 約70%という低い酸素飽和度は重篤な低酸素血症・呼吸不全の状態であり、健常安静時の正常値ではない。
- 3. 約30%は組織に酸素がほとんど行き届いていない致命的な数値であり、正常値ではない。
- 4. 正解。健常な安静時の動脈血酸素飽和度(SpO2またはSaO2)は、通常95%以上が正常値とされ、標準的には約97%の値を示す。したがって約97%が正しい。
国試ポイント
パルスオキシメーターで測定される動脈血酸素飽和度(SpO2)の正常値(95〜100%、平均約97%)を問う問題。数値の目安を正確に押さえておくこと。
覚え方
「サチュレーション(SpO2)は、普段は100に近く約97%」
対になる知識
健常な安静時における動脈血酸素飽和度(SpO2)の標準的な数値は約97〜99%である。これに対し、血液ガス分析で測定される動脈血酸素分圧(PaO2)の正常値は約80〜100mmHgであり、動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)の正常値は約35〜45mmHgとして臨床的に評価される。
関連知識
酸素飽和度はヘモグロビンが酸素と結合している割合を示す指標である。貧血ではヘモグロビン濃度自体が低下するため総酸素運搬量は減るが、酸素飽和度自体は正常値を保つことが多い点に注意する。