低周波鍼通電療法を実施する際の安全管理において、使用する鍼の材質として適切なものはどれか。
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正解は3番
解説
低周波鍼通電療法では、電気抵抗が少なく導電性に優れ、かつ生体適合性が高く折れにくく錆びにくい「ステンレス製」の鍼を用いるのが安全管理上、標準的かつ適切である。
選択肢ごとの解説
- 1. 金製の鍼は柔軟性があり生体適合性は高いが、高価であり、現代の一般的な低周波鍼通電療法用の通電鍼としてはあまり用いられない。
- 2. 銀製の鍼は柔らかく折れやすいため、通電による負荷や発熱等を考慮すると、低周波通電療法用の安全な選択肢としては適さない。
- 3. 正解。低周波鍼通電療法では、電気抵抗が少なく導電性に優れ、かつ生体適合性が高く折れにくく錆びにくい「ステンレス製」の鍼を用いるのが安全管理上、標準的かつ適切である。
- 4. 銅製の鍼は錆びやすく生体反応を起こしやすいため、医療用の現代的な鍼施術や通電療法には使用されない。
国試ポイント
低周波鍼通電療法における安全性の原則として、ステンレス製鍼を使用することや心臓を挟む通電の禁止などが問われる。
覚え方
通電の基本はサビない・折れない・電気が通る「ステンレス」。
対になる知識
低周波鍼通電療法では、通電時の電気抵抗や安全性、耐久性からステンレス製の鍼が最も適している。通電波形には通常交流パルス電流が用いられ、心臓を挟むような電極配置は不整脈誘発の危険があるため禁忌とされる。
関連知識
ステンレス製鍼は高圧蒸気滅菌などの滅菌処理に耐え、生体適合性も高いためディスポーザブル鍼の主流素材である。通電を行う際は、患者の苦痛や筋肉の過緊張を防ぐために、出力を最小値から慎重に調整する必要がある。