循経感伝現象の客観的変化として現れないものはどれか。
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正解は3番
解説
循経感伝現象とは、経絡・経穴への刺激などによって、経絡の走行に沿って自覚的な感覚(酸麻、温熱感など)や客観的な変化が現れる現象である。索状硬結、皮膚温の変化、皮膚電気抵抗の変化などは客観的変化として観察されるが、色素沈着は慢性の皮膚病変などで見られるものであり、循経感伝現象の典型的な客観的変化とは関係が薄い。
選択肢ごとの解説
- 1. 索状硬結は、経絡の走行に沿って触知される筋緊張や組織の変化であり、循経感伝現象の典型的な客観的変化の一つである。
- 2. 皮膚電気抵抗の変化(低電気抵抗点など)は、経穴や経絡の存在を示す客観的な生理学的指標として研究されている。
- 3. 正解。循経感伝現象とは、経絡・経穴への刺激などによって、経絡の走行に沿って自覚的な感覚(酸麻、温熱感など)や客観的な変化が現れる現象である。索状硬結、皮膚温の変化、皮膚電気抵抗の変化などは客観的変化として観察されるが、色素沈着は慢性の皮膚病変などで見られるものであり、循経感伝現象の典型的な客観的変化とは関係が薄い。
- 4. 皮膚温の変化(冷感や熱感など)は、自律神経活動の関与などを背景として、循経感伝現象に伴い観察される客観的変化である。
国試ポイント
循経感伝現象に伴う客観的・主観的変化の内容を問う。皮膚の器質的疾患による変化(色素沈着や丘疹など)と生理学的・反応性の変化(硬結、電気抵抗変化)を区別する。
覚え方
色素沈着は慢性病、その場で作られる変化(硬結・温度・電気)が感伝の証。
対になる知識
循経感伝現象における主観的変化には、温熱感、冷感、しびれ、痛みなどが含まれる。これに対し、客観的変化としては索状硬結の形成、皮膚温の変化、皮膚電気抵抗の変化、発汗異常などが挙げられ、色素沈着はこれらに含まれない。
関連知識
循経感伝現象は被験者の主観的な感覚に依存する部分が大きいが、サーモグラフィによる皮膚温測定や電気生理学的な皮膚電気抵抗の測定などにより、その客観的な変化を捉えようとする研究が多方面で行われてきた歴史がある。