陽白

経穴

はじめに

陽白は顔面部に位置する足の少陽胆経の経穴であり、眉中央の直上1寸にあります。三叉神経第1枝領域の神経痛や顔面神経支配の前頭筋上に位置することから、顔面部の痛みや麻痺に対する重要な局所治療穴として広く用いられています。

どの経穴か

陽白は足の少陽胆経に属する経穴であり、頭部や顔面部の疾患に対して用いられるほか、三叉神経痛や顔面神経麻痺などの臨床的疾患における重要な治療穴として位置づけられています。

主治

陽白は、三叉神経第1枝である眼神経領域の眼窩上神経痛や前頭部の頭痛に対する局所治療穴として用いられます。また、前頭筋上に位置することから、顔面神経麻痺に対する治療の際にも選定されることがあります。

国家試験のポイント

国家試験では、三叉神経の3つの枝の支配領域とそれに対応する経穴の組み合わせが頻出です。第1枝の眼神経領域に対する陽白、第2枝の上顎神経領域に対する四白、第3枝の下顎神経領域に対する下関や頬車などの位置関係や、支配神経との組み合わせが問われます。

間違えやすいところ

三叉神経の各枝に対応する経穴や支配筋を混同しやすいので注意が必要です。第1枝領域の陽白に対し、第2枝領域には眼窩下孔の直下に位置する胃経の四白が対応しており、それぞれの神経支配や解剖学的な位置の違いを正確に区別して覚える必要があります。

陽白が問われる国家試験問題(5問)

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