切皮時に生じる一次痛を伝える侵害受容器はどれか。
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正解は3番
解説
切皮時に生じる鋭い痛み(一次痛)は有髄性のAδ線維によって伝えられ、その末梢の侵害受容器は高閾値機械受容器である。機械的な強い刺激に対してのみ反応し、速い痛みを引き起こす。
選択肢ごとの解説
- 1. ルフィニ小体は、皮膚の持続的な伸展や圧覚を感知する緩順応性の非痛覚系機械受容器であり、一次痛の伝達には関与しない。
- 2. パチーニ小体は、皮下組織などに存在し、深部圧覚や高周波の振動覚を感知する受容器である。
- 3. 正解。切皮時に生じる鋭い痛み(一次痛)は有髄性のAδ線維によって伝えられ、その末梢の侵害受容器は高閾値機械受容器である。機械的な強い刺激に対してのみ反応し、速い痛みを引き起こす。
- 4. マイスナー小体は、皮膚の浅部に存在し、軽い触覚や振動覚を感知する低閾値の機械受容器である。
国試ポイント
一次痛(鋭い痛み)はAδ線維と高閾値機械受容器、二次痛(鈍い痛み)はC線維とポリモーダル受容器の組み合わせが頻出である。
覚え方
一次痛は鋭く高閾値(Aδ)、二次痛はポリポリC線維(ポリモーダル・C線維)
対になる知識
切皮時などの鋭い一次痛は、有髄のAδ線維と高閾値機械受容器によって速やかに伝達される。これに対し、鈍い二次痛は無髄のC線維とポリモーダル受容器によって伝えられる。
関連知識
痛覚受容器の本体は特殊な構造を持たない自由神経終末である。メルケル盤、マイスナー小体、パチーニ小体、ルフィニ小体などは、触覚、圧覚、振動覚などを感知する非痛覚系の機械受容器として分類される。