胸中で接続する経脈の井穴の組合せで正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
胸中で接続する経脈の井穴の組合せとして、湧泉(腎経)と中衝(心包経)が該当します。これは、経絡学説における手足の三陰三陽経の循行と接続関係に基づいています。腎経は足の少陰経であり、心包経は手の厥陰経です。足の少陰腎経は胸中に入り、手の厥陰心包経と接続するため、両経の井穴である湧泉と中衝が胸中で接続する組合せとして正しいです。
選択肢ごとの解説
- 1. 商陽は手の陽明大腸経の井穴、厲兌は足の陽明胃経の井穴です。これらは頭部・顔面で接続しますが、胸中ではありません。 正しくは:商陽と厲兌は頭部・顔面で接続する経脈の井穴です。
- 2. 隠白は足の太陰脾経の井穴、少衝は手の少陰心経の井穴です。これらは腹部で接続しますが、胸中ではありません。 正しくは:隠白と少衝は腹部で接続する経脈の井穴です。
- 3. 少沢は手の太陽小腸経の井穴、至陰は足の太陽膀胱経の井穴です。これらは頭部・顔面で接続しますが、胸中ではありません。 正しくは:少沢と至陰は頭部・顔面で接続する経脈の井穴です。
- 4. 正解。湧泉は足の少陰腎経の井穴、中衝は手の厥陰心包経の井穴です。足の少陰腎経は胸中に入り、手の厥陰心包経と接続するため、この組合せは胸中で接続する経脈の井穴として正しいです。
国試ポイント
手足の三陰三陽経の接続関係と、各経脈の井穴を正確に覚えることが重要です。特に胸中、頭部、腹部など特定の部位で接続する経脈の組合せを問う問題が多いです。
混同注意
胸中での接続と体表での交会や、臓腑間の絡脈による連絡など、様々な経脈の関連性との区別が必要です。井穴は経脈の始点または終点に位置する特定のツボである点を明確に理解してください。
次に同じ論点が出たら
同様の問題が出題された場合、まず各選択肢の井穴がどの経脈に属するかを特定し、その経脈が胸中で接続する関係にあるかを確認します。
覚え方
同様の問題が出題された場合、まず各選択肢の井穴がどの経脈に属するかを特定し、その経脈が胸中で接続する関係にあるかを確認します。
対になる知識
胸中での接続と体表での交会や、臓腑間の絡脈による連絡など、様々な経脈の関連性との区別が必要です。井穴は経脈の始点または終点に位置する特定のツボである点を明確に理解してください。
関連知識
手足の三陰三陽経の接続関係は、「手太陰→手陽明(肺→大腸)、足陽明→足太陰(胃→脾)、足太陰→手少陰(脾→心)、手少陰→手太陽(心→小腸)、足太陽→足少陰(膀胱→腎)、足少陰→手厥陰(腎→心包)、手厥陰→手少陽(心包→三焦)、足少陽→足厥陰(胆→肝)、足厥陰→手太陰(肝→肺)」という順序で覚えるのが効果的です。