経絡系統の構成要素である奇経八脈についての記述で正しいのはどれか。
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正解は3番
解説
奇経八脈は、正経十二経脈の気血の調節や統括を行う重要な役割を持つ。十二経脈の枠を超えて全身の気血のバランスを調整し、蓄えられた気血を必要に応じて供給する働きがある。
選択肢ごとの解説
- 1. これは十二経別の説明。十二経別は正経十二経脈から分かれて深部を循り、再び本経に合流して臓腑と体表を連絡する。
- 2. これは十二経筋の説明。十二経筋は筋肉や関節を包み、運動を主るが臓腑とは直接的な属絡関係を持たない。
- 3. 正解。奇経八脈は、正経十二経脈の気血の調節や統括を行う重要な役割を持つ。十二経脈の枠を超えて全身の気血のバランスを調整し、蓄えられた気血を必要に応じて供給する働きがある。
- 4. これは十二皮部の説明。十二皮部は経脈が体表に反映される皮膚領域であり、臓腑の変調を診断する手掛かりとなる。
国試ポイント
経絡系統の各構成要素(正経十二経脈、奇経八脈、十二経別、十五絡脈、十二経筋、十二皮部)の定義と機能を正確に区別して問われることが多いため、それぞれの特徴を整理しておく。
覚え方
奇経=気の交わり・統括 / 経別=別れて深いところへ / 経筋=筋肉 / 皮部=皮膚
対になる知識
正経十二経脈=気血の運行の主幹、奇経八脈=気血の統括・調節、十二経別=正経から分かれ深部を巡る連絡、十五絡脈=表裏経間の連絡、十二経筋=筋肉・関節を包む、十二皮部=経絡の体表反映領域
関連知識
奇経八脈には督脈・任脈・衝脈・帯脈・陰維脈・陽維脈・陰蹻脈・陽蹻脈があり、正経のような表裏関係や十二経の巡りを持たない。このうち督脈と任脈には独自の経穴を持つ。