病の発生部位と離れた経穴を刺激する刺法はどれか。
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正解は1番
解説
遠道刺は、九刺の一つであり、病の発生部位と離れた遠隔の経穴を刺激して治療する刺法である。体性-内臓反射などを介した遠隔効果の基礎となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。遠道刺は、九刺の一つであり、病の発生部位と離れた遠隔の経穴を刺激して治療する刺法である。体性-内臓反射などを介した遠隔効果の基礎となる。
- 2. 巨刺は、病の発生部位が左右どちらか一方にある際に、その病変部の反対側の経穴に刺鍼する刺法である。
- 3. 毛刺は、皮膚表面を浅く刺激する刺法であり、浮痺(浅層の痛み)などを治療するのに用いられる。
- 4. 輸刺は、五行穴(井・栄・経・合など)の兪穴(五輸穴)を用いて、五臓の病を治療する刺法である。
国試ポイント
九刺の名称とそれぞれの適応・手技の特徴を問う問題が頻出。遠道刺=遠隔部位の経穴を用いる。
覚え方
遠道=遠くの道(離れた経穴)。
対になる知識
九刺の一つである遠道刺は、病の発生部位から離れた四肢などの経穴を刺激する刺法である。これに対して巨刺は左右の反対側を刺激し、毛刺は皮膚表面を浅く刺すなど、病態に応じた多彩な刺法が存在する。
関連知識
下腿前面の足陽明胃経上の経穴への刺鍼が胃の運動を亢進させる現象などは、自律神経や体性-内臓反射を介した生理学的反応の一例であり、伝統的な遠道刺の効果機序を科学的に説明する根拠となっている。