瞳孔を散大させるのはどれか。
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正解は3番
解説
瞳孔散大筋は交感神経の支配を受けており、これが興奮すると瞳孔が散大する(散瞳)。交感神経線維は上頚神経節から起こり、眼球に達して瞳孔散大筋を収縮させる。一方、瞳孔括約筋は動眼神経(副交感神経)の支配を受け、瞳孔を縮小させる。
選択肢ごとの解説
- 1. 滑車神経は上斜筋を支配し、眼球を内下方に動かす。本問の瞳孔運動とは無関係である。
- 2. 外転神経は外側直筋を支配し、眼球を外側に動かす。本問の瞳孔運動とは無関係である。
- 3. 正解。瞳孔散大筋は交感神経の支配を受けており、これが興奮すると瞳孔が散大する(散瞳)。交感神経線維は上頚神経節から起こり、眼球に達して瞳孔散大筋を収縮させる。一方、瞳孔括約筋は動眼神経(副交感神経)の支配を受け、瞳孔を縮小させる。
- 4. 動眼神経は副交感神経成分を含み、瞳孔括約筋を収縮させて瞳孔を縮小させる働きを持つ。本問の瞳孔を散大させる機構には関与しない。
国試ポイント
瞳孔の縮小(縮瞳)は副交感神経(動眼神経)、瞳孔の散大(散瞳)は交感神経が担うという対比が国家試験で非常によく問われる。
覚え方
縮瞳=副交感(動眼神経)、散瞳=交感神経とセットで覚える。
対になる知識
瞳孔を縮小させるのは動眼神経(副交感神経)が支配する瞳孔括約筋の作用である。 / 視神経は視覚情報を伝える感覚神経である。 / 滑車神経は上斜筋を支配し、眼球を内下方に動かす。 / 外転神経は外側直筋を支配し、眼球を外側に動かす。
関連知識
動眼神経は瞳孔括約筋の他に上直筋、内側直筋、下直筋、下斜筋、上眼瞼挙筋を支配する。副交感神経は動眼神経に含まれるエディンガー・ウェストファール核から出て瞳孔括約筋と毛様体筋を支配する。交感神経は上頚神経節から出て瞳孔散大筋を支配する。