眼球について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
眼房水は毛様体で産生され、後眼房から瞳孔を通って前眼房へ流れ、隅角にある線維柱帯からシュレム管(強膜静脈洞)へ吸収されて静脈系に戻る。この循環によって眼圧が維持される。
選択肢ごとの解説
- 1. 視神経乳頭は視神経線維が眼球を出る部位であり、網膜視細胞(錐体細胞や桿体細胞)が存在しないため、光を感じることができない盲点である。 正しくは:視神経乳頭では視覚の感度がない(盲点である)。
- 2. 錐体細胞は主に明るい場所での色覚と高解像度な視覚(視力)を司る。明暗の識別は主に桿体細胞の役割である。 正しくは:錐体細胞は主に色覚と高解像度な視覚に働く。明暗の識別に働くのは主に桿体細胞である。
- 3. 正解。眼房水は毛様体で産生され、最終的に隅角のシュレム管を介して全身の静脈系に吸収される。この経路が正常な眼圧維持に不可欠である。
- 4. 副交感神経は瞳孔括約筋を支配し、瞳孔を縮小させる(縮瞳)。瞳孔散大筋を支配するのは交感神経である。 正しくは:副交感神経は瞳孔括約筋を支配する。瞳孔散大筋は交感神経に支配される。
国試ポイント
眼房水の循環経路と眼圧調整のメカニズムを理解することが重要である。
混同注意
眼房水と硝子体の違い、そしてそれぞれの産生部位と吸収経路の区別が重要である。また、瞳孔括約筋と瞳孔散大筋を支配する自律神経の種類も混同しやすい。
次に同じ論点が出たら
眼房水の産生部位、吸収経路、そして眼圧との関係性を問う問題が出た際は、特にシュレム管の役割に注目して判断する。
覚え方
眼房水の産生部位、吸収経路、そして眼圧との関係性を問う問題が出た際は、特にシュレム管の役割に注目して判断する。
対になる知識
眼房水と硝子体の違い、そしてそれぞれの産生部位と吸収経路の区別が重要である。また、瞳孔括約筋と瞳孔散大筋を支配する自律神経の種類も混同しやすい。
関連知識
眼圧は、眼房水の産生量と流出抵抗のバランスによって決まる。緑内障は、眼房水の流出障害によって眼圧が上昇し、視神経が障害される疾患である。