2型糖尿病患者の食事療法において、1日あたりの適正なエネルギー摂取量の算出に必要なのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
2型糖尿病患者の食事療法において、エネルギー摂取量は、適切な血糖コントロールと合併症予防のために管理されます。その算出の基本となるのは、患者の身長に基づいた「目標体重」です。目標体重に活動量を考慮した標準体重あたりのエネルギー量を乗じることで、その患者さんに適した1日あたりのエネルギー摂取量を設定します。
選択肢ごとの解説
- 1. 体温は、基礎代謝量に影響を与えるが、1日あたりの適正なエネルギー摂取量の算出に直接的に用いる主要な因子ではない。 正しくは:体温ではなく目標体重を用いる。
- 2. 腹囲は内臓脂肪蓄積の指標であり、メタボリックシンドロームの診断基準には用いられるが、直接的に1日あたりの適正なエネルギー摂取量の算出に必要な因子ではない。 正しくは:腹囲ではなく目標体重を用いる。
- 3. 正解。目標体重(標準体重)は、身長に基づき算出され、糖尿病患者の適正なエネルギー摂取量を決定するための基本的な指標となるため、正しい。
- 4. 体表面積は、薬物投与量の算出(特に抗がん剤など)や熱傷面積の評価に用いられることが多いが、2型糖尿病患者の1日あたりの適正なエネルギー摂取量の算出には直接的には用いられない。 正しくは:体表面積ではなく目標体重を用いる。
国試ポイント
糖尿病の食事療法におけるエネルギー摂取量の算出方法(目標体重と活動量)を覚える。
混同注意
目標体重と現在の体重、あるいはその他の身体測定値との区別。
次に同じ論点が出たら
糖尿病患者のエネルギー摂取量算出に関する問題が出たら、まず「目標体重」と「活動量」が考慮されているかを確認する。
覚え方
糖尿病患者のエネルギー摂取量算出に関する問題が出たら、まず「目標体重」と「活動量」が考慮されているかを確認する。
対になる知識
目標体重と現在の体重、あるいはその他の身体測定値との区別。
関連知識
目標体重(標準体重)は、身長(m)×身長(m)×22で算出される。活動量に応じて、標準体重1kgあたりのエネルギー摂取量(25〜35kcal/kgなど)を調整する。