顔の望診で色を判断できない場合に用いる皮膚の部位はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
顔の望診で色を判断できない場合、日光の影響を受けにくく、皮膚の色素沈着が少ない部位で、かつ観察しやすい部位が望ましい。前腕前面部は、通常衣服で覆われ、日光曝露が少なく、皮膚が比較的薄く血管が透けて見えやすいため、脈診とともに色診の補助部位として適切である。
選択肢ごとの解説
- 1. 腹部は通常、日光曝露が少ない部位ではあるが、皮膚の厚みがあり血管が透けて見えにくいため、皮膚色の微妙な変化を捉えるには適していない。
- 2. 正解。前腕前面部は、通常衣服で覆われ日光の影響を受けにくく、皮膚が比較的薄く血管が透けて見えやすいため、皮膚色の観察に適している。これは脈診と合わせて行われることもある。
- 3. 背部は通常衣服で覆われて日光曝露は少ないが、顔色と比べると観察しにくく、皮膚が厚いため望診には適さない。
- 4. 下腿後面部は、通常衣服で覆われていることが多いが、観察のしにくさや、顔色と比較して皮膚の状態が異なるため、顔色の補助部位としては適切ではない。
国試ポイント
望診の補助部位として、顔色で判断できない場合の皮膚色の観察部位(日光曝露の影響を受けにくい部位)を理解しているか。
混同注意
通常の望診部位(顔面、舌、眼瞼など)と、特別な状況下(顔面の色が判断しにくい場合など)での望診補助部位の区別。
次に同じ論点が出たら
同様の論点が出た場合は、日光曝露の影響を受けにくく、かつ皮膚が比較的薄く、血管が透けて見えやすい部位を選択する。
覚え方
同様の論点が出た場合は、日光曝露の影響を受けにくく、かつ皮膚が比較的薄く、血管が透けて見えやすい部位を選択する。
対になる知識
通常の望診部位(顔面、舌、眼瞼など)と、特別な状況下(顔面の色が判断しにくい場合など)での望診補助部位の区別。
関連知識
望診は、五臓の色体表(肝は青、心は赤、脾は黄、肺は白、腎は黒)と関連して行われる。皮膚色の変化は、気血の状態や病理的な変化を反映するため、正確な部位の選択が重要となる。