大腸癌のTNM分類におけるN因子が評価するのはどれか。
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正解は4番
解説
TNM分類におけるN因子(Node)は、所属リンパ節への転移の有無やその個数、広がりを評価する項目である。大腸癌の進行度評価や予後予測において極めて重要な指標となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 遠隔転移の有無を評価するのはM因子(Metastasis)である。本問のN因子は所属リンパ節転移の有無と個数を評価する。
- 2. 組織学的悪性度(分化度など)を評価するのはG因子(Grade)であり、TNM分類の基本3因子(T, N, M)とは別項目である。
- 3. 原発腫瘍の大きさや深達度などの広がりを評価するのはT因子(Tumor)である。本問のN因子は所属リンパ節への転移を評価する。
- 4. 正解。TNM分類におけるN因子(Node)は、所属リンパ節への転移の有無やその個数、広がりを評価する項目である。大腸癌の進行度評価や予後予測において極めて重要な指標となる。
国試ポイント
TNM分類の基本原則(T:原発腫瘍、N:リンパ節転移、M:遠隔転移)の対応関係は国家試験の定番であるため確実に覚える。
覚え方
T(Tumor:腫瘍)、N(Node:リンパ節)、M(Metastasis:転移)の頭文字で覚える。
対になる知識
TNM分類は悪性腫瘍の進行度を評価する国際的な基準であり、原発腫瘍の広がりを示すT因子、所属リンパ節への転移の有無と個数を示すN因子、そして遠隔臓器への転移の有無を示すM因子の3つの要素を組み合わせて総合的な病期(ステージ)を決定する。
関連知識
TNM分類を用いることで、癌の解剖学的な進行度を客観的かつ統一的に評価することが可能となり、個々の患者に対する最適な治療方針の決定や予後の推定に極めて重要な役割を果たしている。なお、大腸癌の組織型としては腺癌が大部分を占める。