肝細胞癌の発がんに強く関連するウイルスはどれか。
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正解は3番
解説
肝細胞癌の主要な発がん要因として、B型肝炎ウイルス(HBV)およびC型肝炎ウイルス(HCV)の持続感染が挙げられる。ウイルス性肝炎による慢性炎症と遺伝子変異の蓄積が発がんに繋がる。
選択肢ごとの解説
- 1. 水痘・帯状疱疹ウイルスは水痘や帯状疱疹の原因ウイルスであり、肝細胞癌の発がんとは無関係である。
- 2. 単純ヘルペスウイルスは口唇ヘルペスや性器ヘルペスなどを引き起こすが、肝細胞癌の主たる発がん因子ではない。
- 3. 正解。肝細胞癌の主要な発がん要因として、B型肝炎ウイルス(HBV)およびC型肝炎ウイルス(HCV)の持続感染が挙げられる。ウイルス性肝炎による慢性炎症と遺伝子変異の蓄積が発がんに繋がる。
- 4. サイトメガロウイルスは日和見感染などを引き起こすが、肝細胞癌の発がんと直接的な関連は一般的に認められていない。
国試ポイント
腫瘍とウイルス・細菌の対応(肝細胞癌=HBV/HCV、子宮頸癌=HPV、胃癌=ピロリ菌、EBV=バーキットリンパ腫)は国家試験の定番である。
覚え方
「肝(かん)にはBとCの肝炎ウイルス」
対になる知識
主な腫瘍と微生物の組合せ: 肝細胞癌 ⇄ B型・C型肝炎ウイルス 子宮頸癌 ⇄ ヒトパピローマウイルス(HPV) 胃癌 ⇄ ヘリコバクター・ピロリ バーキットリンパ腫 ⇄ エプスタイン・バーウイルス(EBV)
関連知識
B型肝炎ウイルス(HBV)やC型肝炎ウイルス(HCV)の持続感染は、慢性肝炎から肝硬変を経て肝細胞癌へ進展する主要な病態である。さらに、発がん物質であるアフラトキシンB1の摂取なども発がんリスクを高める。