社会的リハビリテーションに含まれる内容はどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
社会的リハビリテーションは、個人の社会参加や役割遂行を支援する概念です。職場環境の整備は、障害を持つ人が職場に適応し、就労を継続するために不可欠な要素であり、社会参加を促進する具体的な取り組みであるため、社会的リハビリテーションに含まれます。
選択肢ごとの解説
- 1. 家族への介護指導は、患者の自宅での生活を支援する側面がありますが、主に医学的リハビリテーションの一環として行われることが多く、個別の治療計画に基づきます。直接的な社会参加の促進よりも、ADL維持・向上や介護負担軽減に重きが置かれます。 正しくは:家族への介護指導は、医学的リハビリテーションの一環として行われることが多い。
- 2. 正解。職場環境の整備は、障害者が就労を継続し、社会の一員として役割を果たすための具体的な支援であり、社会的リハビリテーションの重要な要素です。物理的環境調整や合理的配慮の提供が含まれます。
- 3. 個別の理学療法は、身体機能の回復や維持を目的とした治療的介入であり、医学的リハビリテーションに含まれます。直接的な社会参加の促進というよりは、その前提となる身体機能の改善が目的です。 正しくは:個別の理学療法は、医学的リハビリテーションに含まれる。
- 4. 管理栄養士による栄養管理は、患者の身体状態の維持・改善を目的とした医療行為であり、医学的リハビリテーションの一環として行われます。直接的な社会参加の促進とは異なります。 正しくは:管理栄養士による栄養管理は、医学的リハビリテーションの一環である。
国試ポイント
リハビリテーションの種類と内容(医学的・職業的・教育的・社会的リハビリテーション)を正確に理解する。
混同注意
医学的リハビリテーションと社会的リハビリテーションの区別。医学的リハビリテーションは機能回復が主眼であるのに対し、社会的リハビリテーションは社会への適応と参加が主眼となる。
次に同じ論点が出たら
「社会参加」「役割遂行」「QOL向上」に直結する内容か否かで判断する。
覚え方
「社会参加」「役割遂行」「QOL向上」に直結する内容か否かで判断する。
対になる知識
医学的リハビリテーションと社会的リハビリテーションの区別。医学的リハビリテーションは機能回復が主眼であるのに対し、社会的リハビリテーションは社会への適応と参加が主眼となる。
関連知識
リハビリテーションの概念:医学的リハビリテーション(機能回復)、職業的リハビリテーション(就労支援)、教育的リハビリテーション(学習支援)、社会的リハビリテーション(社会参加支援)。